ハイ

楽にして
力を抜いて
内視鏡のチューブの先が
蛍のような光が漏れている

そこから 水滴が ポトリ
ポトリ
と落ちている



幻想的で綺麗だ

チューブにゼリーを塗って
マウスを噛んだ口に挿入・・・・・・
胃カメラを飲んだ
ピンク色の綺麗な健全な胃だ

ゲ~ェ ゲ~ェ グップ ゴボと唸りながら
涙目で見ている先は
己の胃のモニター
内視鏡を奥へ奥へと差し込んでいく



2cmほどのポリーブが1つだけ発見された

腫瘍といってもガンではない。粘膜下腫瘍(ねんまくかしゅよう)と呼ばれる
グループである。
内視鏡の横からカンシを入れてポリーブを突いている

「硬いなぁ・・
」

切除するのか
細胞を採るのか
「何もしなくてもよいだろう
」

良性だということか
「後で主治医から説明があるから・・・はいOK」
主治医の説明
「全然心配無用」
どうしてわかるのですか
「ポリーブにも顔というか、ポリーブの相があって・・・このポリーブは心配ない」
「取りましょうか・・・必要ないと思うけれど」
ありがとうございます
そのままにしておいてください・・・・・・ガハハハハハハハ ふっ~ゥ
教授から説明があった。
結果は
主治医の女医さんより厳しい深刻な見解
慌てることもないけれど早いほうが良いと思う
胃体中部前壁にSMT認めます。
生検鉗子での圧迫で硬、大きさ20㎜、中心陥凹、出血認めず平滑筋腫の可能性あり、EUSでの検査必要
平滑筋肉腫なら開腹手術・・・入院3週間前後要
結果は
主治医の女医さんより厳しい深刻な見解
慌てることもないけれど早いほうが良いと思う
胃体中部前壁にSMT認めます。
生検鉗子での圧迫で硬、大きさ20㎜、中心陥凹、出血認めず平滑筋腫の可能性あり、EUSでの検査必要
平滑筋肉腫なら開腹手術・・・入院3週間前後要
良性であればよっぽど大きくなければ経過観察としたいところであるが、手術をしなければ診断がつかないというところがつらいところである良性であればよっぽど大きくなければ経過観察としたいところであるが、先に述べたように手術をしなければ診断がつかないというところがつらいところである
入院患者に聞くと体力がかなり落ちて社会復帰に時間がかかるらしい
EUSでの検査を進められたが拒否
小さくても大きくてもオレのは場所が悪いらしい
平滑筋肉腫は開腹手術しかないらしい
なら・・・もっと進行してからでも開腹手術は同じだろう
なら・・・もっと進行してからでも開腹手術は同じだろう
平滑筋肉腫は殆んどが良性で悪性は10%も無いらしい
だけど
全体の10%は確立の問題であって
オレにとっては100%か0%と言うことなのだから
確認の検査も手術も入院も本人の意思として拒否
確認の検査も手術も入院も本人の意思として拒否
知り合いの医者に相談したら
3ヶ月してもう一度胃のEUS検査をして大きくなっていなければ
確立的に良性で悪性ではないと・・・・
理由を付けて開腹手術をしたくないだけなのだ!