正しい事かも・・しかし全て完全にとは不可能でしょう? | クリスタルのトイプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズちゃんブログ

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ネコの色を決めるのは難しいと言うより不可解なぐらい難しい
 
遺伝子の世界は不思議な法則があるがそれは現実の社会にもある
 
たとえば
 
100年守ってきたぬか味噌の床と言っても100年前の物かというと
 
はたして継ぎ足し継ぎ足ししてきたのだけれど
 
今あるのは100年前の糠床が残っているのだろうか
 
こんな売りはウナギのタレや、くさやの漬け汁おでんの出汁など
 
かぎりないのだけれど・・・
 
100年前の物がたとえ0.0001%でも残っていれば
 
遺伝子の場合先祖帰りの可能性があるということだけれど
 
たとえば
 
オレンジ色の砂の大きな山がありそれをオレンジの砂山と呼ぶとして
 
そのオレンジの砂山から少しづつ砂山の砂を取り除いて
 
最後の一粒の砂となった時
 
そのオレンジ色の一粒の砂をオレンジの砂山と言えるのか・・・
 
しかし遺伝子の世界では一粒のオレンジの砂を
 
オレンジの砂山と呼ばなくてはならない!!
 
その一粒の遺伝子がオレンジの砂山が
 
大きな影響を与えて来る場合があるのだ!!
 
だからかなりの色の識者でないと正確には表記できないし
 
それよりネコの識者でも砂粒の砂山を見落とす場合があるのが
 
現実なのだ
 
それにデリケートな色の表現はあまり重要でないが
 
それにしてもたとえばカメオ
 
ティッピングの程度によってレッドチンチラといって
 
白地に明るいレッドの風合いがある感じなのや
 
地色は白に近いのですが全体に赤味が強いシューディットカメオ・・
 
それから
 
地色はクリームかホワイト深いレッドのスモークカメオ
 
それに地色は白ですがティッピングはクリームのクリームカメオなど
 
あるのですが
 
これは繁殖者の感性に任せたとしても
 
遺伝的に影響する色についてたとえば
 
シルバーグループの全てにある優勢遺伝子で
 
色素の働きを抑える抑制遺伝子です。
 
とくに被毛など色素の少ないところではビックリするような影響を
 
与えます!!
 
濃い模様の間のアグーチの部分や被毛の根元の白い部分にも
 
影響を与えます
 
この優勢遺伝子の作用が弱い場合
 
黒い模様が鮮やかなシルバータビーとなりますが
 
この優勢遺伝子が強い作用が現れた場合
 
ポリジーンの加減で色素沈着の度合いが変わってきて
 
ハッキリと分からないシルバータビーから
 
毛先1㎜~2㎜のところにハッキリ認められるシルバーまで
 
色々有りますが
 
このハッキリと分からないシルバータビーが問題なのです。
 
ブルークリム&ホワイト・・キヤリコの複合色にポリジーンの影響で
 
微かにシルバーが有ったとしましょう。
 
だけど・・見落とすというより
 
一般には見えたままキヤリコの申請をするでしょう
 
遺伝の理論的にはどうであれもし申請されてきた血統書を作成する時
 
子猫の写真を見ても画像では判らないと思うのだけれど
 
やはり実際のネコを見ないと耳の後ろから指の間まで観察しないと・・
 
それでも 正確では無いのかも・・・・ガハハハハハ
 
子供が生まれて分かる場合もあるのだけれど、
 
こんなややこしい申請を正確に書くということ事態
 
現代の愛猫家に求めてもムリだと思えます!!
 
識者一人が頑張っても理想通りにいくはずもないと思うが、
 
それほど真剣に思うのなら
 
自団体のショー関係の繁殖者だけを前提に
 
完全に(といっても不完全と思うが)別の血統書を作るとか
 
何らかの方法を考えていただかないと
 
オレ自体は生まれた子の色をそのまま申請するしかないのです。
 
訂正されるのも結構ですが
 
子猫も見ずに電話で毛色を確かめるのも
 
一般の相手が何処まで色についてマニアックに理解しているかと
 
知っておられるか・・・・疑問ですね!!
 
それで押し付けで訂正されても実際のことは余計に
 
迷宮に行ってしまうのではないかと思うのですが
 
例えは突然変異があったとしたら
 
せっかくのチヤンスを逃してしまう事にも・・・