電撃的なデノミ実施の背景について各紙の | クリスタルのトイプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズちゃんブログ

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 北朝鮮外務省は1日、通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を実施したことを現地の外国大使館に通知した。新旧の交換比率は100対1。平壌発の新華社電が伝えた。

 聯合ニュースによると、北朝鮮での本格的な通貨改革は92年以来17年ぶりで、市民は電撃的な実施で混乱に陥っているという。それによるとデノミは30日午前11時をもって実施され、同日午後2時から交換が始まった。平壌では隠し財産が露見するのを恐れた人々が、米ドルなどと両替しようと闇市場に殺到し、交換レートが暴騰しているという。

 北朝鮮では02年7月の経済改革以降、物価上昇が続き、インフレを抑える狙いがあるとみられる。また、有力紙の朝鮮日報は、過去の通貨改革は体制の管理強化の側面もあるとして、今回は金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継体制づくりとの関連を指摘している。

北朝鮮:デノミ、タンス預金直撃 特権階級、影響なし
 ◇交換限度額以上は「没収」 国営商店営業中止
 【ソウル西脇真一】北朝鮮が11月30日に実施した通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)について、韓国各紙は3日、旧貨の交換限度額が設定され、それを上回る分は事実上国が没収することになると報じた。北朝鮮住民の混乱が拡大するのは必至だ。

 北朝鮮の公式報道ではデノミ実施はまだ確認されていないが、平壌発の中国・新華社電によると、北朝鮮外務省は現地の外国大使館に交換期限を6日までと指定。平壌の国営商店は商品の定価が決まるまで1週間、営業を中止しているという。

 一方、韓国メディアは世帯あたり10万ウォン(非公式レートで約30ドル)の交換限度額が設定されたと報道。中央日報は、限度を上回る分については「事実上没収される」と伝えた。

 北朝鮮の1世帯の生活費は月4万ウォン程度だが、中にはタンス預金で多額の金をため込んでいる人もいるという。ソウルのある外交関係者は、電撃的なデノミ実施の背景について「住民が蓄え込んでいたカネを一気に吐き出させる荒療治」と指摘する。

 北朝鮮専門インターネットサイト「デイリーNK」によると、住民の不満を抑えるため、世帯ごとの限度額に加え、1人当たり5万ウォン分の交換を可能とする緩和策が打ち出されたという。

 また、デノミの直撃を受けたのは一般住民や商売人で、外貨で隠し預金の可能な朝鮮労働党幹部や特権階級には影響がほとんどないとみられている。

 韓国統一省によると、北朝鮮の通貨改革は17年ぶり5回目。




デノミ実施は隠密にそして電撃的に行うのが常道だ!



産経

平壌で外貨使用禁止か デノミ実施に関連
2009.12.4 00:32
 北朝鮮の通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)実施に関連し、北朝鮮への人道支援を行う韓国の仏教系非政府組織(NGO)「良い友人」は3日までに、平壌市が2日、外貨使用を禁止するとの公示を出したと明らかにした。

 また、北朝鮮の内閣は貨幣交換に関し「人民生活の安定と向上のために」「経済管理体系と秩序を正すために」の2項からなる決定を下したという。決定の具体的内容や日付については明らかにされていないが、内閣が貨幣交換に絡む不正行為を厳しく罰するよう指示したとしている。(共同)


北も策士が優れていることを認める!

日本はデフレ円高の今こそ最大にデノミは有効なのだけれど・・

デフレだから便乗値上げは無いし、基軸通貨のドルに対して1ドル100円より0.80円の方が都合がよい!

国が破綻すれば円は紙切れ、国債は紙くず・・・!

国を破綻させないように今こそデノミを・・・

北朝鮮が17年ぶりデノミ (1/2ページ)
2009.12.1 22:48

このニュースのトピックス:北朝鮮

平壌市内の商店街にある洋品店前を歩く市民=11月21日(共同) 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮が17年ぶりに通貨ウォンのデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を実施した。韓国の聯合ニュースが1日までに報じた。また、中国国営新華社通信によると、北朝鮮外務省当局者は1日、デノミ実施を平壌の外国大使館に通知したという。今回のデノミはインフレ対策のほかに、富裕層らが自宅に保管している“タンス預金”を市場に出回らせることが狙いとみられ、それだけ北朝鮮の経済が逼迫(ひっぱく)していることがうかがえる。

 聯合ニュースによると、旧通貨と新通貨の交換比率は100対1。11月30日午後から交換が行われ、平壌市民は突然のデノミに驚き、自宅の現金を両替しようと闇市に殺到。ドルや人民元が暴騰するなど混乱したという。

 北朝鮮のデノミについて、韓国統一省は「現在確認中」としているが、確認されれば今回で5回目の実施となる。統一省によると、北朝鮮の新通貨発行は1992年以来。ただ当時は交換比率が1対1で、新しい貨幣に換えられる上限が決まっていたため超過した分は事実上、国に没収された。

 90年代後半に数百万人が餓死したとの情報がある北朝鮮は2002年7月、「経済管理改善措置」を発令。滞りがちになっていた配給制を取りやめ、公定価格や給料を引き上げるなど、経済の活性化を図った。そのため急激なインフレも起きた。現在、北朝鮮の一般の労働者の給料は月額3000ウォン前後とされるがこれはトウモロコシ2キロの値段にすぎず、それほどインフレが深刻ということだ。

北朝鮮デノミ大混乱、交換上限額が二転三転
 【ソウル=竹腰雅彦】北朝鮮のデノミネーション(通貨単位の切り下げ)は、通貨の交換上限額の相次ぐ変更が伝えられるなど、当局の予想を超える動揺を国内にもたらしている模様だ。

 デノミに関する北朝鮮の公式発表はないが、同国の主張を代弁する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」は4日、11月30日から全国一斉に進行中、と初めて報じた。同紙によると、朝鮮中央銀行責任者は、商品生産や流通網の国家統制を強めて市場機能をそぐなど、社会主義経済の強化が目的と強調。改革が「絶対多数の労働者の支持」を受けており、平壌市内の商店や食堂は新価格を設定し、4日から通常営業していると伝えた。

 一方、韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デーリーNK」によると、通貨交換をめぐる当局の対応は二転三転し、大混乱している。当初、1世帯当たり10万ウォンとされた交換上限額は、15万ウォンに変更。その後、上限額は再び10万ウォンとされ、それ以上の額は、今回の旧新通貨の交換比率100対1でなく、1000対1で交換できるとした。

 さらに今度は、10万ウォン以上なら交換比率1000対1で「銀行への積み立て可能」に変更され、3日午前時点では、「国家が適切な措置を取る」として、限度額を上回る資金は、そのまま「無制限に銀行に積み立て可能」としたという。

 最終的に、余剰金は「紙くずにはならない」と保証する形で不満を抑えようとしたとみられるが、住民側は信用せず、少しでも多くの金をひそかに替えようと、コネを使える有力者を探し回っているという。

(2009年12月4日23時02分 読売新聞)


北は何年か前にデノミを画策して紙幣、貨幣をすでに作っていた節がある!

ただその時はデノミを実行出来なかったようだ!


北朝鮮がデノミ 旧新100対1で経済大混乱
17年ぶり通貨改革
 【ソウル=竹腰雅彦】韓国政府筋は1日、北朝鮮が11月30日から、デノミネーション(通貨単位の切り下げ)を実施したことを明らかにした。北朝鮮ウォンの旧通貨と新通貨を100対1の比率で交換するもので、通貨の交換期間は12月6日まで。北朝鮮の新通貨発行は1992年以来となる。

 韓国の研究者などによると、北朝鮮では市場経済の限定的導入を図った2002年の経済改革以降、コメの価格が50倍以上、日用品価格が20~30倍以上に上がり、実質的な通貨価値が下落。今回の措置は、インフレ抑制に加え、当局の統制外の闇市場で扱われる私有資金の管理強化が目的とみられる。聯合電によると、通貨交換は30日午後2時に始まり、隠し資産の発覚を恐れた市民が、人民元や米ドルへの両替を求めて闇市場に殺到、大混乱に陥ったという。

 韓国の北朝鮮専門インターネット新聞「デーリーNK」は、平壌の消息筋の話として、通貨交換は紙幣と硬貨すべてが対象で、平壌を含む各地の朝鮮中央銀行支店で受け付けたと伝えた。