
日本が世界に誇れる巨星が落ちて、もう一週間

豪放磊落(らいらく)な生き様を貫いた。20代後半で糖尿病を患いながらも美食家で大食漢。焼酎を好み、晩年は禁煙したもののヘビースモーカー、貧乏だが自分の企画しか撮らない作家主義。俺とは比べるのが厚かましいが共通点が余りにも多いのにこの違いは何なのか、・・・・・・・ガハハハハ

俺が逝ったら(まだまだ逝かんけれど)好きなことやったんで大往生と言えるのでは。十分満足いく人生だと思うと周りの人が言うだろうが、うちの鬼嫁と息子は、もっと金と財産残せと怒るだろう。(笑)

封切りで見た「復讐するは我にあり」。三十路を過ぎた俺にでも人生観を変えられるほどの衝撃の一本だった。
が、当時の批評で「イマヘイ(=今村昌平)ってのはこんなもんじゃない」との一節。
恐ろしくねばり、完成寸前でも撮り直す、完全主義。貧乏だが自分の企画しか撮らない作家主義。
それらの伝説をむさぼるように読み、旧作を名画座に追いかけた。
が、当時の批評で「イマヘイ(=今村昌平)ってのはこんなもんじゃない」との一節。
恐ろしくねばり、完成寸前でも撮り直す、完全主義。貧乏だが自分の企画しか撮らない作家主義。
それらの伝説をむさぼるように読み、旧作を名画座に追いかけた。

「エロ事師たちより 人類学入門」が一番好きな作品。

女の本性をあばいているようで、その実畏れているのが透けて見えた。画面から汗の匂いがするようだった。多分これからも、もう不世出だろう。

この絵の中に描かれているのはマルチーズです。
この作品はラズママ所蔵です。
この作品はラズママ所蔵です。