トラジェンの需要


ちょっと性的な話、あたしは女になる前は女性とお付き合いしてたんだが、この時もね男性に興味あるよ〜って感じ。でも、当時は気持ち悪い扱いされてたからひとたび男性に好意持つようなことすればたちまち批判、差別、仲間はずれの嵐。本当は可愛いのが好きだし、女の仕草もしちゃうし、喋り方もね。男らしく生きた時代もあったんだけど、無理してたと思う。小学校時代は女子の真似してみたり、声を高くして話してみたりと。

んで単刀直入、性的感情については人それぞれだと思うが、あたしはどっちでも同じ感情。自分でもよくわかっていないこの微妙な気持ち。

ただ普通の男性と違うのは、女性を見ても性的感情にはならないこと。

例えば下着見てもなんとも思わないとか。あたしも下着全部女性物。

ブラショップとか普通に行って買っている。他の人がたまに言うのだが、ただの女装って。うん。そう言われるとそうかもしれないね。批判することはないが、女装って趣味とかが多いんだよね。あたしの知ってる人が女装趣味なんだけど、普段がっつり男性。休日の暇な時に女装に1日費やすらしい。フォトスタジオ行ったりするみたいですね。圧倒的に多いのはコッソリ感。

女装で出歩くのは恥ずかしいらしい。

そうなんだ〜。と思った。あたしの場合は男気出すのがしんどい。どうしたらいいのか。今では自然に過ごせている。

その理由として時代背景ですね、釈放的な感じ。でもやっぱりまだまだ偏見の目は絶えないね、出所後女になると決めて今の仕事につくまではほとんど不採用。男なのに変態野郎はいらないのだろう。

最初は女性と思って面接してくれるのだが、身分証に男の記載に気付くと、あ〜…となって後日連絡します。からのお祈り通知。もう雰囲気で察することができる。なので今の会社には感謝。でも、おもちゃにされる運命。

まぁ、ジェンダー系って定めがなく、時に男になったり女になったりする人や、無性だったり、と本当に色々ある。

無限の可能性があると言うこと。一般の方にすれば扱いが分からない、どう接すればいいか分からないなどなどある。男女きっちり決まっていれば扱いは分かりやすくて扱いやすい。

例えば女性には体重を聞かない、丁重に扱う、男性には下ネタOK、雑に扱ってOKなどだ。それが中間、もしくは右往左往の場合はどうだろう、困るのも無理はない。あたしは元々男、でも今では女性として生きている。だから男性からするとあたしにどう接したらいいのか困ってしまってあんまり関わってこない。会話するが、男同士のような会話はできない。なので男性側は困惑している。男性の前で猫ちゃんのあたしだから尚更かもしれない。

ちなみにあたし、男性のあれ飲んだことある。そして、あたしと同じトラジェンの人のもある。どっちかというとやる側じゃなく、やってあげる側が好きです。

時には男性を好きになってヤって、男があんまり相手してくれないとあたしからしつこく迫ることも度々ある。やるだけやったら終わりなの?と責め立てたこともあるぐらい。だから一概にあたしは元々男だからと言って女性のみではない。

ただ、好き嫌いはあたしにもあるからお互い気に入ってる場合のみ。そうでない人からのアプローチは拒否。

という具合に男性も好き女性も好き女装さんも好き男の娘も好き男装さんも好きと、マルチである。

どうやら発展場とやらがあるとのことだが、一体どういうところなのだろうか。