メンタルケア


いきなりですけど、メンタルどうですか?

あたしは病んだり病み上がりだったり結構アクティブです。


今回はメンタルケアについてですが、そもそも生きている以上ストレスフリーってのはまず不可能ですね。

自分の予定が狂ったり、時間通りにことが進まなかったり、渋滞にはまったり色々なんですが、特にスマホの通信が突然できなくなったり、遅くなったりするとビックバンしそうなほどムカつくのあたしだけですか?

こんな感じで生きている以上ストレスが溜まるわけなんですけど、このストレスをどうするか?ですよね。つまりストレス発散、メンタルケアなんですけど、そもそもメンタルケアって?と思う人もいるかもしれないので説明しますね。



メンタルケア(メンタルヘルスケア)は、精神的な健康を維持し、ストレスや不安、うつなどの精神的な問題に対処するための方法や対策を指すわけなんですね。いくつかの基本的なメンタルケアの方法は以下の通りです。


十分な休息を取る

 睡眠は心と体の健康に非常に重要です。規則正しい睡眠パターンを維持し、毎晩十分な睡眠をとることが大切です。


バランスの取れた食事

栄養バランスの取れた食事は、精神的な健康にも良い影響を与えます。野菜、果物、タンパク質、健康的な脂肪を含む食事を心がけるのが望ましいです。


定期的な運動

 運動はストレスを軽減し、気分を向上させる効果があります。週に数回の適度な運動を取り入れるとベストと言われてます。


リラックス法を学ぶ

 瞑想、ヨガ、深呼吸などのリラックス法は、ストレス管理に効果的だそうです。


社会的なつながりを持つ

 友人や家族と話すこと、社会的な活動に参加することは、孤独感を減少させ、精神的な支えになるようなんですよね。


プロによるサポートを求める

 カウンセラーやセラピスト、精神科医などの専門家に相談することも重要です。必要な場合は、遠慮せずに助けを求めた方が一番いいですけどね。


趣味や興味を持つ

 趣味や興味を持つことは、気分転換になり、精神的な健康を支えるのに役立つ。


これらの方法を日常生活に取り入れることで、精神的な健康を維持し、ストレスに対処しやすくなるんですが、やはりこれらを実現させるにはかなりハードルが高いですよね。

仕事に忙しかったり、情報過多によって心身共に疲弊してしまってやる気もないまま寝て起きて仕事、心はどんどんくたびれますよね。

実はストレスの概念やメンタルケアの歴史というのはかなり古くからあるわけなんですよね。


メンタルケアの歴史は、古代から現代に至るまで多くの変遷を経てきてる。


古代エジプトやギリシャ、 精神的な問題は神々や悪霊によるものとされ、宗教的な儀式や祈り、夢解釈などが治療として行われていました。

ヒポクラテス 古代ギリシャの医師ヒポクラテスは、精神的な問題を含む病気は体液の不均衡によるものと考え、食事や環境の調整を治療法として提案する。


中世

宗教と魔術、中世ヨーロッパでは、精神的な問題は悪魔の憑依や魔女の呪いと見なされることが多く、厳しい拷問や排除が行われる。


近代

17~18世紀、精神病院(アサイラム)が設立され、監禁と治療が混在した環境が提供されるようになりました。この時期の治療法は、人道的とは言えないものが多く、隔離が主な目的だったそう。

フィリップ・ピネルとウィリアム・トゥーク、18世紀末から19世紀初頭にかけて、フランスのピネルとイギリスのトゥークは、人道的な治療と患者の権利を重視する改革を推進。


19世紀

精神分析ジークムント・フロイトが精神分析の概念を提唱し、無意識の心の働きが精神的な問題の原因と考えられるようになりました。このアプローチはカウンセリングと精神療法の発展に大きな影響を与える。


20世紀

心理療法の発展、カール・ロジャーズのクライアント中心療法やアルバート・エリスの認知行動療法など、多様な心理療法が発展し、精神的な問題に対するアプローチが多様化しました。

薬物療法精神科薬の発展により、うつ病、統合失調症、不安障害などの治療が大きく進歩しました。


現代

統合的アプローチ、現代のメンタルケアは、薬物療法、心理療法、カウンセリング、社会的支援などを組み合わせた統合的なアプローチが一般的です。

認知行動療法(CBT)やマインドフルネス、これらの手法は、科学的根拠に基づき広く用いられるようになりました。

メンタルヘルスの認識向上、社会全体でメンタルヘルスの重要性が認識され、職場や学校などでのメンタルケアの導入が進んでいます。


このように、メンタルケアの歴史は、人々の精神的な健康への理解と対応が進化してきた過程を反映しているわけなんですよね。

以前よく言われていたのはストレスという概念は最近のもの。と言われたり、ただの甘えと言われたりしていました。

これらの歴史を見ていくとメンタルという概念は相当昔から存在しているんですね。一時期よくあったのが、ストレスを抱えつつ無理矢理根性でねじ伏せて頑張るのがかっこいいという時代。

俺、めっちゃストレスあるわ〜。でも俺がやらんと進まん。

こんな感じですね。あたしが社会に出たばかりの頃こんな人が多かったですね。

こんなんでストレスになっとれんわ!そんな暇ねぇ。

って感じ。

まぁ、確かにあたしもそんな時代を超えてきたので気持ちはわかるし、やってきたわけなんですが、後々に響いてくるので堪えるのはいけません。ストレスから遠慮なく逃げましょう。