トランス女性の意外な苦悩
トランスジェンダー女性であるあたしの経験談なんだけど、意外と苦悩の連続。
そもそもトランスジェンダー女性とはなにか?生まれたときの性別が男性なのだが、自身の性別認識が女性である人ということ。トランスジェンダー女性は、自己の性別認識と一致するように生活したり、服装や名前、身体的特徴などを変更することがあるんですね。性別適合手術やホルモン療法を受けることもあるが、必ずしも必須ではないということ。重要なのは、本人の性別認識を尊重することだと思います。
ちなみにトランスジェンダー女性の歴史。古代から現代まで様々な文化や社会に存在してきた歴史を持っています。ザックリ説明しよう。あたしの知ってる範囲だが、
古代から中世
古代エジプトやギリシャ・ローマ時代、性別に関する異なる認識や役割が存在あり、トランスジェンダーとみなされる人々いたわけなんだが、インドのヒジュラ。ヒジュラと呼ばれる第三の性別の存在が古くから認められていてトランスジェンダーの人達が含まれている。
19世紀から20世紀初頭
医学的認識の始まりは19世紀末から20世紀ぐらいにかけて、性別に関する科学的研究が進み、トランスジェンダーの概念が医学的に理解され始めました。ドイツの医師マグヌス・ヒルシュフェルトは、性同一性障害の研究をされていたんですよね。
1930年代、デンマークの画家リリー・エルベが世界で初めて性別適合手術を受けた一人として知られているわけですが。
こう考えると、LGBTQというのは今流行りのものでは無いことが伺えますね。
んで、20世紀後半
クリスティーン・ジョルゲンセンという元男性が1950年代にアメリカで初めて広く知られたトランスジェンダー女性となり、性別適合手術を受けたことでメディアの注目の的になったんですよね〜
1960年代から70年代にLGBTQ権利運動の一環として、トランスジェンダーの権利を求める運動が活発化しました。特にストーンウォールの反乱1969年にあったのが有名ですね。
そして現代。
法的、社会的進展についてだが、多くの国でトランスジェンダーの権利が法的に認められるようになり、性別変更の手続きが整備される。例えば、2015年にはアイルランドでセルフID法が成立してトランスジェンダーの人達が自己申告で性別変更を行えるようになった。これはとても羨ましい限りです。
んで、トランスジェンダーの人達がメディアやエンターテイメント業界で注目されるようになり、ラヴァーン・コックス、ジャネット・モックといったトランスジェンダーの著名人が出てくるようになった。トランスジェンダー女性の歴史は、多くの挑戦と勝利を経てきたわけなんだが、今現在とトランスジェンダーの権利と認識の向上に向けた努力が続けられている。
ちなみに性的指向については、性的指向は多様であり、必ずしも男性を好きになるとは限らないんですよね、トランスジェンダー女性もシスジェンダーの人達と同様に、異性愛者、同性愛者、バイセクシュアル、パンセクシュアル、アセクシュアルなど、様々な性的指向を持っている。性別認識と性的指向は別々の概念なんです。トランスジェンダー女性の性的指向は個人によって異なります。
トラジェン女性は多くの苦悩や挑戦に直面することが多いのも一つ。
多くのトランスジェンダー女性が社会からの偏見や差別に晒されます。職場、学校、公共の場など様々。トランスジェンダーの人々は、身体的暴力や性的ハラスメントのリスクが高いんですよね。特にトランスジェンダー女性はその対象になりやすいです。ネット上では変態が集まってすぐそういう事話し出すとか。
多くの国では、性別変更のための法的手続きが複雑であったり、特定の条件(例えば、手術やホルモン療法など)を満たす必要があったりしますね。
それと、適切な医療ね(ホルモン療法、性別適合手術など)へのアクセスが難しい事がある。んで、トランスジェンダーに理解のある医療提供者が少ないことも問題ですね。
家族、友人のサポートの欠如ね。カミングアウトや移行をするときに、家族や友人からの理解やサポートを得られない。これは1番辛い…
トラジェンは自身の性別認識と社会からの期待や圧力との間で葛藤することがある。ジレンマ状態。これが長期的な精神的ストレスやうつ病、自己評価の低下につながる。現にあたしもそうなりかけているが、堪えるしかない。
トラジェン女性は、就職や職場での差別により、失業率や低賃金の職業に従事する率が高いです。実際に知っている方もそうですし、あたしもそうです。なので仕事を与えてくれない現実がある。
もし、家庭内のサポートがなかった場合、ホームレスになるリスクが高まります。特に若年層において顕著だね。地域社会や色んなコミュニティからも支援が欠如することが多いですね。
トランスジェンダー女性はしばしば孤独感を感じることが多いのも現実。あたしもそう。サポートネットワークを見つけるのが難しい。あっても必ず肉体的関係が伴う。性処理として扱われる。
これらの苦悩は個々の経験によって異なりますが、トラジェン女性が日常生活で直面する共通の課題です。トランスジェンダーの権利と認識が向上することにより、これらの課題が軽減されることがあればいいですね。
トランスジェンダー女性を含む多様性が重視される現代において、最も必要とされること。それは、学校や職場での多様性教育を通じて、トランスジェンダーの人々に対する理解と尊重を促進することが重要だと思います。偏見や差別を多少なりと減少させることができたらいいな…と思う。
やっぱり強いのはメディアがトランスジェンダーの人々の多様な経験や成功を正確に伝えることで、社会全体の理解が深まったり、色んな人々に周知させるとこが出来ると思います。
トランスジェンダーの人達に対する差別を禁止する法律の制定や改正が必要じゃないのか?と思う次第。職場や公共の場での差別を防ぐ法律や、性別変更の手続きを簡素化する制度など。
トランスジェンダーの人が必要な医療サービスを受けやすくするための保険制度の改正、医療従事者の教育が重要だよね。未だに病院へ行くと尿検査に男子トイレへ行け。と言われる。でも女子トイレじゃないと行きません。と言う。
あたしの意見であるが、トランスジェンダーの人々が安心して相談できるサポートグループやコミュニティセンターの拡充が必要だと思う。身近な人からのサポートを得られるよう、家族や友人に対する教育や支援も重要だと思う。でも、現実的には…やっぱり差別、偏見はある。
それと、お仕事ね。公平に雇用されるよう、企業のダイバーシティポリシーの強化とか職場でのサポートシステムの導入。
貧困のリスクが高いトランスジェンダーの人に対する経済的支援プログラムの構築が必要かな…最近では積極的にジェンダーさんを雇用している会社も多くなってきてるけどね。
そして、精神的なサポートを受けられるようにしたり、メンタルヘルスサービスなどの構築もいるね。
あたしの会社では完全におもちゃにされてるが…
そして、孤立感を感じないよう、コミュニティイベントや交流の場を提供することが重要。社会全体の理解と協力が不可欠。
それと、よく言われている女ホルすると性格やメンタルが病んだりする話。
女性ホルモン(エストロゲン)を投与することは、トランスジェンダー女性にとって重要な治療の一環ですが、精神的な影響を含むいくつかの副作用や変化が伴う。
ポジティブな場合、多くのトランスジェンダー女性にとって、女性ホルモンの投与は精神的な安定や幸福感の向上に繋がることがあります。これは、自身の性別認識と身体的特徴が一致することによるもので、性別違和感の軽減に寄与しますね。
ホルモン治療の初期段階では、気分の変動や感情の不安定さを経験することがあります。これは、身体が新しいホルモンバランスに適応する過程で起こることが一般的。何度自殺しようとしたか…リスカもやったし、本当に情緒不安定になります。
一部の方はホルモン治療中に一時的なうつ症状や不安を経験することがあります。このため、治療中の精神的健康のモニタリングが重要なんですが、あんまりやらないですよね…
治療が進むにつれて、身体がホルモンに適応し、感情が安定することが多いです。多くのトラジェン女性は、長期的に見ていくととても安定してくる。ここまでの道のりがとても大変なのである。
ここにくるまでに自殺してしまったりする方も多いそう。
ホルモン治療を受ける際には、定期的に医療専門家のサポートを受けることが重要なのですが、現実的に厳しいかもです。でもこれは、ホルモンレベルの調整や副作用の管理を助け、精神的健康を維持するためです。
精神的な支援として、カウンセリングやサポートグループの利用も有益です。これにより、治療過程での感情的なサポートが得られますが、やっぱり言いにくいのもあってなかなかそういうのは受けないことが多いですね。
結論として、女性ホルモンの投与は精神的に不安定になるリスクを伴うこともありますが、適切な医療管理とサポートがあれば、多くのトランスジェンダー女性にとって有益で安定した結果をもたらすことが期待できる。というわけですね。
と、今回はトランスジェンダー女性のことを言いましたが、LGBTQ全てに当てはまるんじゃないかな?最強メンタルの方は大丈夫かと思いますが、やはり、一般の男女はLGBTQの人たちのことを少なからず気持ち悪いと思っていたり、腐り物を見るような目もあります。実際あたしも何度も体験してます。
女性として生きているのに、どうしても男として見てきたり、男にしようとしたり、元に戻るように誘導したりと様々です。何にしても元の性別要素満載で会話してきたり、男でもメイクしとるからね。女っぽい服もメンズにはあるからね。と言ってきたり。どうしても女として生きることを認めない人もいます。
トラジェン女だから彼氏でしょ?とか聞かれるが、ほんとに嫌味でしかない。
色々聞きたいかもしれないが…決めつけるのはよくない気がする。
これからも必死に抵抗していくつもりである。