トップより管理者の思考



グループホームにおける管理者とは


1. 運営管理

   - 日常業務の管理と調整

   - スタッフのシフト管理

   - 入居者の生活支援計画の策定と実施


2. 人事管理

   - スタッフの採用、研修、評価

   - 労務管理とスタッフのメンタルケア


3. 入居者支援

   - 入居者の健康管理と福祉サービスの提供

   - 入居者の生活スキルの向上支援

   - 医療機関や福祉サービスとの連携


4. 財務管理

   - 予算の策定と管理

   - 経費の管理と報告


5. 法令遵守

   - 関連法規やガイドラインの遵守

   - 必要な認可や許可の取得と維持


6. コミュニケーション

   - 入居者の家族や関係者との連絡調整

   - 地域社会との連携と協力


グループホームの管理者は、入居者が安全かつ快適に生活できる環境を提供するために、様々な面でリーダーシップを発揮することが求められます。また、障がい者のニーズに応じた支援を行うための専門知識や経験も重要です。


この業界で言われる代表とは発起人、つまり会社社長のこと。

あたし達は直接指導受けるのは管理者からなのです。そして、定義の通り施設に関してどーこー言うのは管理者の仕事です。例えば利用者さんのお小遣いを決めたり、購入してはいけないもの、門限、飲酒制限、喫煙制限など決めたりします。もちろんほとんどの利用者さんは後見人、被後見人の関係性があるので、最終的には後見人さんの判断になることが多い。見ている限り入居者さんの意思は尊重されているが、おそらくかなりのウエイトが溜まっているに違いない。

あたしも障害持っているので利用者さんの気持ちは全てではないものの、理解できる。あたしが勤務している時はなるべく自由に過ごせるようにあまり物言わないようにしている。

誰だって嫌でしょ、今日どこ行ってきたの?なに買ってきたの?ご飯残すの?なんで残すの?どうしたの?と、何で、どうして攻め。

いちいち聞くな。って言いたいと思う。大抵何するにしても利用者に聞くことを命じられる。もちろん管理者からの命令なのでその通りにやらないといけない。お仕事なので。いたってあたしはオープンで正直に答えている。そして何となく適当に過ごしている。その方が入居者さんも気楽だと思う。あくまで個人の感想だが…

そして管理者の思考というのは定期的に行われる会議にも現れる。会社主催のもと、参加者には一切もの言わせない会議になっている。

内容は毎度薄いが、現在の入居者のこと、今後入居予定の人、虐待してませんか?のアンケート的なやつ、あとは小学校でやるようなみんなと自己紹介など。

会議で管理者は言う、業務や仕事以外で。つまり他の職員があれやこれや改善してほしいなどの話ができない会議なのだ。通常会議は話し合いし、改善方法など模索したりする。今入居してる人、今後入ってくる人については改善や対策ぐらいしかありません。会社のグループLINEしているのであればそこに送ればいいだけの話。と一個人として思う。無駄に意味のない会議をしてほとんど身になることもなく時間だけ削られる。

毎朝行動理念をLINEで流しているならたまには会社の方針についての質問や改善してほしいところなど、要望を受け付ける場面を設けてほしいところです。

管理者は職員を束ねるのがお仕事なのはわかるが、もの言わせない会社の欠点も語らせないのは体育会系縦社会とも言える。娑婆の刑務所。

前回グループラインで送信された内容で、ある利用者が就労先で居眠りをし、それを繰り返したとして、夜間はテレビリモコンの回収と夜間の巡回時にその人の部屋の鍵を開けて寝ているか確認するようにと命令があった。果たしてこれが良いことなのかどうかは不明。なぜなら法律家でも何でもないからだ。個人的に思うのは、確かに就労先で居眠りした原因はテレビを見過ぎによる夜ふかしだったのは間違いないが、プライベートにまで侵食するのはどうなのか?と…。

管理者は、ここは支援する場所。自立する場所。というが、自立・支援という名の何か。にあたいするんじゃないかな、と思ったりする。