まだ水道水をそのまま飲む?
2021年2月、内閣府による全国世論調査の結果が発表されました。
その内容は「水循環に関する世論調査(令和2年10月調査)」というものでしたが、「普段、水をどのように飲んでいますか?」という質問に対し、以下のような回答結果が得られました。
(18歳以上の男女3千人に郵送で実施。1865人が回答)
水道水をそのまま飲んでいる | 43.9% |
ミネラルウォーターなどを購入して 飲んでいる | 33.9% |
浄水器を設置して水道水をそのまま 飲んでいる | 28.0% |
水道水を一度煮沸して飲んでいる | 18.4% |
(参考)産経新聞 「水道水「そのまま飲む」は4割台 内閣府調査」
水質は地域で特質がある
★水質は地域によって特質があります。
水質が良い地域は水道水をそのまま飲んでも問題ないでしょう。
世界には、蛇口の水が飲めない国がたくさんありますので、そのような国に比べると、日本の水道事情(水質)はかなりレベルが高いといえます。
しかし、水質の悪い地域(とくに大都市圏)の水道水は、残留塩素や独特の臭いや味に抵抗感がある人が少なくありません。
やはり飲用や料理など、毎日の生活で必要不可欠な水道水ですから、何らかの手段を用いて安心な水にすることは現代においては重要でしょう。
1991年7月31日 NHK放送
●1991年7月31日 NHK放送
『蛇口の向こうでいま何が?』という番組で、私たちが飲んでいる水道水の汚染実態に迫った。
★塩素処理によって、消化器・泌尿器系のガン増加
★大阪の淀川下流の水から30種類の農薬検出
★東京・関西の水道水は24種類の有害物質残留
いま流行りのウォーターサーバーや浄水器は現代では必要でしょう。