最上 和子氏主演の『妣が国(ははがくに)』を鑑賞しました。
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遠かった〜。
マスクして電車に乗るよりマイカーを選んだ。
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家を早く出て、バッチリの到着のはずが
1時間早すぎたw
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会場隣の園内を散歩して戻ると
すでに行列ができていて
11番目に並ぶ。
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会場は自由席。
一番前で一挙手一投足を観たいので
早めの到着が常。
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実は少し遅れても
なぜか一番前に座れることが多いので
今回も大丈夫だろう
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と思った通り
一番前のほぼ中央に座れた。
芸術作品は絵画干渉が多かったので
このような舞台は初めて。
理解できるか
プチっと心配w
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でも、感性よりの性質を持つ方なので
主観的な受け取りは
できた感じです。
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いろいろ感じるところはあるけれど
敢えて一言にまとめると
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『昼と夜の輪廻を支える純粋』
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なんのこっちゃ?
と思うかもしれませんw
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昼、自我が主となり活動する時間
それは、背後にある夜が支えている。
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昼と夜、自我と個我
これらを掛け合わせた作品に
感じられました。
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その中心で回しているものは
『純粋』
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再び なんのこっちゃですねw
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開演、初めに
4人の人が現れました。
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その一番前を歩く男性。
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その人から目が離せない。
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いや、離したらもったいないと
感じるほど。
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普通に言う「動作」とは違う”動き”
真似をしたら「ウソ」になる”動き”
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なぜ、こんなに惹かれるのか
心の奥に聴いてみた…
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純粋
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そこには言葉で飾れないほどの"純粋"があった。
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それに共鳴し
胸の内から涙がこみ上げてきた。
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最上さん登場
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ゆっくりと前進するのは
おもい肉体のせい?
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重い 思い 想い
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脱ぎ捨てた衣装は
動脈と静脈に見えた
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まるで幼女のように見え
ここにも
言い表せないほどの"純粋"
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徐々に去っていく姿は
再び 太陽となって
昼にあらわれるもののよう
に感じられた。
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それにしても舞踏って素晴らしいのですね!
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演技とは全く異質で
見えない実在とつながり
みる者たちの前に
浮き彫りにして映し出す
リアリティ。
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舞台では
最上さんがずっとその境目になり
踊っていた。
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