仕事運アップ & その⑲と、無料キャンペーン予告 | 風水開運生活実践ブログ

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日々是開運をモットーに、運の積み上げに励んでいます。
大きな夢には大きな運が必要!

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5月とは思えない気候が続き、

体調を崩しておりました。

 

今日はまた夏日に戻り、

それとともに室内も

ちょうどよい湿度、温度になり

やっと落ち着きました。

 

 

東に赤の風水で

寝室に赤い花の油絵を飾って以来、

ずいぶんと物事が動くように

なりました。

 

特に、仕事面でそれを感じます。

東=仕事運、営業運ですから、

当然といえば当然なのですが。

 

腕のある、しかも私と相性のよい方と

知り合い、その方が仕事上で

こころよく力を貸してくださる。

運は人がはこんでくるものなので、

こういう展開はとっても重要!

 

でも、逆もまた真なり。

運を下げるのも、人なのです。

知り合った人が、期待したほどの

腕を持っていなかったり、

自分と相性が合わず、なかなかこちらの

意図が伝わらなくて、時間がかかるわりに

事が進まず苦労するなんていうのは、

その典型。

 

だからこそ自分と相性のよい、

そして腕のある方と知り合えるという

ことの意味を噛みしめることができる。

そういう運を、ちゃんと自分が持つことが

できていることに、神様に感謝したくなる。

 

ありがとうございますキラキラ神社お願いキラキラ

 

 

 

ここからは、チラ見せコーナー。

今日は、近衛連隊発足式の様子です。

立ち読みはこちらで。

ちなみに今日明日の夕方から、第1巻が

無料キャンペーンの対象になります。

まとめ読みしたい方は、ぜひめくってみて

下さい。

 

 

15時半前。大学から駆けつけた千晶が会議室に入ると、まだ誰もいない壇上にデスクと椅子が数客。デスク上には、マイクがセットされていた。一方で参加者の方は、すでにほとんどが集まっているようだった。ずらりと並べられた番号つきのパイプ椅子は、ほぼ埋まっている。会議室の入り口で、参加同意書と引き換えに胸につけるネームプレートを受け取った千晶は、議場へはいると指定された番号の椅子を探して、そこに腰をおろした。

ざっと見まわしたところ、参加者は70~80名といったところだろうか。その中でも、自分がいちばん若年のように見える。大人ばかりの中で、千晶がなんとなく場違いな違和感を感じていると、ほどなくワルトハイム事務総長が壇上に姿を現した。彼のあとに続いて、コール局長やアーネストなど、数名の関係者も登壇した。

 

登壇した一同が着席すると、まず進行係のコールがマイク前に立った。

「お待たせいたしました。これより国連保安特別部隊の結成式を行います」

彼はまず、先日事務総長室で述べた部隊発足までの経緯と、その趣旨を説明した。

「————かようなわけで本日、当部隊の結成にご賛同くださった特殊能力者の数は、準メンバーを含め、約100名ほどになりました。準メンバーとは、能力開発室に直接所属していないが、有事の際に協力を仰げる“現地(ローカル)メンバー”を指します。現在、国連加盟各国の各地域から、約20名ほどお申し出を頂いております。また当部隊の秘匿名ですが、“近衛(ザ・)連隊(ガーズ)”と名付けました。連隊(※)と称するにはいささか小規模ですが、皆さんの能力はそれを補って余るものと信じております。近衛(ザ・)連隊(ガーズ)の発動権、および指揮権は事務総長にありますが、所属は能力開発室と同じく、保安局になります。サポートの一切は、ここで行います。つきましては今回、能力開発室の一般訓練生、近衛(ザ・)連隊(ガーズ)メンバーの別をとわず、特殊能力者の方々の情報を総合的に管理、運営する統括部門を設けました。統括部長には、これまで能力開発室の情報管理を担当されていた、アーネスト・ヴィーゼル氏にあたっていただくことになりました。さらにこれから発生するであろう、任務や訓練における悩みや相談。それから皆さんの心理的負担を軽減するために、必要に応じてカウンセリングを受けられるよう、別途窓口を開設し————…」

 

コール局長によるひと通りの説明が終わると、こんどはワルトハイム事務総長がマイク前に進み出た。彼は第四代国連事務総長の名のもと、近衛(ザ・)連隊(ガーズ)”の結成を宣言し、軍事訓練の教官や特殊能力の有識者、カウンセリング担当の精神医など、関係者の挨拶がそれに続いた。

議場内が、女性を中心に大きくどよめいたのは、あらたに特殊能力情報統括部長となったアーネストが、マイク前に立った時だった。

「ちょっと!彼、超イケてるじゃない!あんな人が本部にいたの!?」

「あんなイケメンが担当だなんて、ツイてるわあ!」

「軍事訓練もこのさい彼に、手とり足とり腰とり、やってもらいた~い!」

あまたの熱いためいきと、ささやきと、ピンク色のハートが飛び交う場内で、また彼の毒牙にかかる女性が出そうだなと、千晶はただひとり溜息をついた。

 

関係者の挨拶がすむと、再びコールがマイク前に立った。彼は軍事訓練の方針と主な内容について説明し、最後に近衛(ザ・)連隊(ガーズ)のメンバー名と所属班を発表した。

「班は透視、予知、物理、念話の4つに分かれます。この4つが特殊能力のすべてというわけではないが、それ以外については班を作れるほどの人数が確保できていないため、当面4班とします。また当然ですが、各班の人数が均等というわけではありません。なお各班の班長は、本人の同意のもと、内定しております。それではまず、透視班メンバーから読み上げます。————エンリケ・ヴェルデ班長、以下アンリ・ポストレ=ヴィネ、フランコ・ドミニコ……以上21名。予知班————ユーゼフ・ザヨンチョク班長、以下ダイアナ・ウィットマン……以上24名。物理班————キース・ウォーレス班長、以下サンドロ・ベネト……北川千晶、以上15名。念話(テレパシー)班————ウジェーヌ・フェリポー班長、以下メアリー・ウッド……以上、20名。このほか例外として、超自然(ヒーリ)治療(ング)能力をお持ちのローランド・ランカスター氏がおられます。氏は透視能力もお持ちですが、氏ご自身の希望と同時に、治癒能力をお持ちの能力者が現在他にいないため、特に必要とみられる場合を除き、氏には軍医としてご活躍いただくことになりました。そういうわけで、以上が正規メンバー81名になります。今後の訓練や、活動についての詳細は後日、班ごとにミーティングを開きますので、そちらで確認していただくとして……皆さんから何かご質問はありますか?なければこれで終わります」