旅行。行けなければ買い物、チラ見せその⑤ | 風水開運生活実践ブログ

風水開運生活実践ブログ

日々是開運をモットーに、運の積み上げに励んでいます。
大きな夢には大きな運が必要!

《2024年3月15日 Amazonより電子書籍発売》
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CW18VSC7/

今日は今年2回目の

大開運吉方旅行日。

コパ先生は、企画で

ファンの方々と鬼門方位へ

財運旅行だそう。

私は鬼門方位、無難ではあるけど

吉方ではないからな~。

で、唯一の吉方位である南西は、

日破。今日は土用中ということも

ありましたが、同時にこういう事情も

あったので、11日に早々に旅行して

おいたわけです。

 

で、旅行に行けない人は

吉方位で買い物を!ということで

洋食器を買った。

でも鬼門方位のお店だったな。

まあ日盤、月盤、年盤とも無難だから

いいか。立夏におろす予定ですOK

 

しかし、ああ…たいして料理できない

くせに、また食器を買っちゃったよ~

 

ま、良い器に盛って食べることは

開運アクションなので良し!

たとえコンビニのおにぎりでも

良い器にいったん乗せ替えてから

頂くと、プラスアルファの運を

もらえますからねキラキラキラキラ

器は大事なのだ(←半分はこれを

言い訳にして買っているw)

 

 

さて、今日のチラ見せです。

日本人であるヒロインが、

’70年代NYで

人種差別を受けたあとの場面。

 

立ち読みは、こちらでどうぞ↓

(kindleアプリ推奨)

 

「どうしました、その姿は」

青年はハンカチを取り出すと、髪を拭いてやった。しかしエスターの方はピンときたようで、目を吊り上げた。

「また、やられたのね?」

「どういう意味です?エスター」

真顔のままアーネストが尋ねると、赤いソバージュヘアの彼女は、顔も真っ赤にして憤慨した。

「人種差別よ!くだらない白人至上主義の輩が、この世にはまだまだいるってこと!」

エスターは千晶を椅子に座らせると、更に言葉を続けた。

「学校にも、たまにいるのよ。すれ違いざまに唾を吐いたり、足を引っかけたり、侮蔑の言葉を投げつけたり、バケツで水をぶっかけたりするヤツがね。特にこの()は飛び級で、2つも年下でしょ。おまけに住まいが、ザ・パーク・ハウス。ローランド様のご実家である、ランカスター家所有のアパートメントなんだけど、あそこはダコタ・ハウスに並ぶような高級アパートでしょう。白人優位の意識が強い連中には、色々とかなり面白くないわけ」

「なるほど。————大丈夫ですか、千晶。今ローランドに連絡して、迎えを…」

アーネストが椅子から立ち上がろうとすると、しかし千晶は、彼を引き留めた。

「お兄さまに、心配をかけるだけですから」

「………」

アーネストが言葉に窮すると、14歳の少女は兄によく似た、透明感のある表情を浮かべた。

「大丈夫です。偏見も差別も、欧米だけのことじゃないんです。日本にだって、それはある。たとえば在日の方々や、二世、三世の方々への差別や偏見………私はそれを、あからさまな態度や言葉にしたことこそなかったけど、じつは私の中にもそういう方々への優位性の意識————日本に住まわせてやっているんだ、みたいなね。そういう感覚が、いつのまにか、どこかに蔓延(はびこ)っていた。自分が侮辱を受けたとき、初めてそのことに気づいて、愕然としたことがあったんです。侮辱されたことより、自分の中にそんな考えがあったことの方が、ずっとショックでした。だから自分がこうしてアメリカに移住して、他国のお世話になる立場になって————有色人種であることを理由に貶められたからといって、それを非難する資格は、私にはありません」