令和のお守りみくじ ”光のタネ”より 1日1書 お届けします。
【2020/05/06 光のタネ書*47】
美しい和紙は、彩遊和紙の「まるる。」 彩遊楽(さゆら)の美恵子さんの作品
令和のお守りみくじについては、こちら →☆
一
二
三
この、一本づつ 重ねて増えていく感じを
どうとらえるか。
それは、われわれの自由意思 なんだよね
重ねたら重ねるほど その一本の違いが見えなくなることもある
でもやっぱり
一本づつ重なり増えることの変化に真実はあって
だったら ほんの一寸でも楽しんで線をひきたい。
ナマケモノで欲ばりなわたしは、この真実を忘れがちなので
今日は、あえての 一 二 三
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備忘録のおまけ。(ちょっと嬉しかったこと)
このじりじりした感じ なにか当てはまる言葉はないかなと、ぼんやりしていたら
”へしない”という言葉が浮かんだ。
これは富山の方言であるうえに、私ももう随分と使っていなかった言葉だ。
この機会に調べてみたら、
”へしない”は、「速い」に対する対義語としての遅いという意味だそうで
「早い」の対義語として使われることは、まれ。
つまり、物事が開始してから終了するまでの時間についての遅いの意味では使うが
物事がなかなか開始しない時には使わない、のだそう。
なるほどと 嬉しくなった。
一 二 三 が、どんなに ”へしなく”感じても、開始してるということ
無意識に感じていたんだなあ。 なんてね。