先日は受験の話で終わってしまったので、最近の子どもたちの読書の様子について記しておきたいと思います。

 

小6の上の子は、ここ数か月は英語の本をほとんど読んでいなかったので、受験が終わってからまずはこちらの本を読了しました。

 

 

Throne of Glass Throne of Glass
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450ページほどのYA系ファンタジーと思われます。

(私はこういうジャンルが苦手で、そもそも英語でこんなに長いのは読めないですね汗)

シリーズものなので続きが早くも気になるようですが、次はちょっと短いものが読みたいのだそうで…。

発言内容や行動はとっても幼稚ですが、なにやら多少大人っぽいものも好んで読むようになりました。

 

 

小4の下の子は、上の子ほど量的に読まない/読めないので、とにかく読んでさえいれば良しとしています。

 

ちょっと前にはダールのTwitsを読んでたかな?

 

 

 

 

 

昨日はTom Gatesの何かを読み終わったと言っていたけどなんだったかしら…このシリーズが家に何冊かあるのでよくわからなくなっちゃいました。

 

 

 


ページ数は多いですがスカスカしているので、ネイティブの子なら低学年~中学年くらいで読みそうな感じです。


上の子は、どうもフィクション以外の世界にまだ興味がないようなので、これからはもう少しノンフィクションも読んでほしいなと思っています。(英語でも日本語でも)
ニュースについて話をしても、全然社会に対する関心がわかないようです。
ま、私も小学生のときは何にも考えてなかったので、これからだと信じています!

下の子が読む本はまだまだ大量に家にあり、おそらく読まずに終わってしまうであろうというものも多々あります。
(Magic School Busのチャプターブックのセットとか、Goosebumpsのシリーズとかですね)
小学校のうちにハリポタくらいまで読めるようになるでしょうか…。


ついでに私の読書も。
先月、今月は気分的にミステリー的な軽いものしか読む気にならなかったので、フィクションではスティーブン・キングの短編集やジェフリー・ディーヴァーくらいでした。

年末に1冊、久々によかったなあとしみじみ思った小説がありましたので紹介します。

 

 

 

 


イエス・キリストの子どものころを描いたもの、ではありません。
主人公の少年がキリストで、途中で出てくる女性が処女懐胎したマリアで…等々の暗示はわかりますが、そういったことを抜きにして読んでも全くかまわないように思います。
なんとなくわかったようなわかんないような寓話的な舞台設定。
小気味いい不快感?とでもいうんですかね…クッツェーの小説はどれも不快感が小気味いいですね。

そして、今読んでいる途中ですがこちらも面白いです~。

 

 

 

対談形式になっていますが、この本をまとめている都甲さんという方は、海外文学界の第二の柴田元幸かというくらい最近活躍されているようですね。

(柴田元幸と似ていると言っているのではありませんので念のため)

私の読書は若いころから翻訳小説に偏っていて、芥川賞も直木賞もほとんど読んだことがないんですけど、それぞれの受賞作品から見る傾向については、なるほどな~と思うところがありました。

ブッカー賞は選考のレベルがとても高くて、外れ作品がないというのにはうなずけました。

 

ちなみに、先述のクッツェーはブッカー賞を2度受賞していて、さらにノーベル文学賞も受賞しています。

70歳歳を過ぎてもなお「イエスの幼子時代」のような作品を書いていて、しかもダンディーでかっこいい。

すてきです。

 


 

  

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