またまた随分間が空いてしまいましたが、元気に生きております。
今日は、上の子の受験について書きたいと思います。
親子英語のブログでは、英語も英語以外でも凄すぎるご家庭がたくさんありますが、我が家はかなりグダグダですので、うちのようなちょっとゆるいご家庭のどなたかの参考になれば…と願っております。

うちのパパは子どもの教育に関してほとんど無関心で、自分もそうだったからということで普通に公立の学校に通えばよいという考えです。
私は小学校は公立、中学はなぜか受験して国立大付属中、高校は公立です。
うちはそんなに経済的に余裕があるわけではないし、子どもを中学から私立にということは全く考えていませんでした。
(が、結論から言って4月から上の子は私立中に行きます)

公立中高一貫なら基本的にタダだし、勉強熱心な子、ある程度できる子が集まっていていいんじゃない?ということで、5年生から公立中高一貫を受験すると決めて塾にも通い始めました。
(私立受験と比べると、一般的に公立の受験勉強の負担はかなり軽いです)
都立中高一貫校のなかには、帰国に限らず英語のできる子だけのクラスを設けているところがあるので、そこを志望校にしました。
私は子どもの英検推進派ではありませんが、この受験に有利になるであろうということで、5年生の冬に準1級を受験して不合格、そのあともうちょっと真面目に準備させて6年の夏に合格しました。

都立の中高一貫校は8倍以上の倍率になるところが多く、合格できない可能性が高いので、合格体験をさせてあげる、試験の練習をさせる、という意味で公立中高一貫型の適性検査入試を行っている私立を受験する子が少なくありません。
去年の10月ごろになって、じゃあうちも私立もひとつ受けさせよう、ということになりました。
学校を見に行ってみると、少人数の英語取り出し授業、特待制度などがなかなか魅力的。
都立がダメで、こちらの私立に特待生で合格できたら、私立に行ってもいいか、ということになってきました。

かなりずるずるな行き当たりばったり的な展開なのですが、結局都立に不合格で私立に進むことになったわけです。

今は帰国生でなくても入れる、英語のアドバンス的なクラスのある学校、入試に英語を取り入れている私立の学校も増えています。
おそらく、レベルによっては英語以外にもかなり準備が必要なのでしょう。
最初から私立でいいと思うなら選択肢は多いですが、中高私立はちょっと…かつ、公立中学でabcから始める英語の授業を受けさせるのもなんだかなー、という方には、あまり選択肢は多くないと思います。

そんなわけで、学校どころか個人も特定できてしまいそうなので、具体的なところは割愛させていただきました。
もし、具体的にどういう学校でどういう入試だったのか等々、知りたい方がいらっしゃいましたらコメントにメールアドレスを添えてご質問ください(もちろんコメントは公開しません)。
直接メールでお返事いたします。



私の高校は地方の県下一の進学校だったので、正直上の子には公立中高一貫がダメでも高校受験でがんばって都立のトップ校に入ればいいじゃん、とずっと思っていましたが、去年の秋ごろに地元の区立中の英語の授業を見て、また私立の英語の取り出し授業を見て、それまでの考えが揺らぎました。
区立中の英語の授業に何を期待していたのか自分にもよくわかんないですが、実際に見てみると「今もこういう授業なのか…先生はこういうレベルなのか…」という感じ。
上の子は生意気なので、区立中の英語の授業はアホくさい、とくさってしまいそうに思いました。
それに、高校受験を頑張るとすれば、英語力を向上させる時間もそうそう取れないのかもしれません。
さらに、うちの子たちはPrepの学年(年長です)から毎年夏にオーストラリアの小学校に通っていましたが、諸事情で中学は行けるかどうかわかりません。
そうなると、上の子は今後どういうふうに英語力を向上させられるのか、我が家のようなゆるい家庭では本当に難しい。
そうなると、少人数で週に5時間ネイティブ授業、2時間日本人授業(文法などを日本人用のテキストでやり、日本のテストに対応できるようにするらしい)が受けられる私立というのは、学費免除があるならなおさら、よい選択に思えてきたのです。

ちなみに、希望していた都立にもネイティブの英語の取り出し授業があります。
が、公立ってどこもそうなのかわかんないですが、授業を見たいと言っても、学校公開は土曜日でその日に英語取り出し授業がないから見学することはできない、という冷たい回答です。
質問会で質問しても、英語科以外の先生はそんな英語の取り出し授業があることを知らない、同じ英語科の先生でさえネイティブの授業がどんなのかよく知らない、という状況です。
(ただ、文化祭で英語の発表があったので、この授業を受けている子の英語レベルをうかがい知ることはできました)
毎年ばらつきがありますが、今年英語の枠で受かった子は2人でした。(12倍ですよ!)
多い年でもたぶん4,5人だと思うのですが、そうなると、この少人数の子たちだけのために学校もそうそう時間と労力を割けないのかのでしょうかね…。

これから3月までの間に、使わなくなった児童洋書を整理してこちらのブログでお分けしたいと思っています。
今度こそ整理しますので!ご興味のある方またご覧くださいませ。
Oxford Reading Treeもありますよ~。



 

  

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