「サッカーに詳しいね☆」と人から思われたい、そこのあなた!
今日はルールの面から、ちょっとサッカー通っぽくなれる用語技術を紹介しましょう!
場面はすべて、あなたの友人(サッカー素人)とあなた(趣味:サッカー)が、TVの前でサッカーの試合を観戦しているときを想定しています。
ではいってみよ~!!
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■初級篇① ハンド
素人の友人
「うわ~、今のハンドだろ! ボール手に当たってんじゃん! レフリー目の前なのに全然見えてね~!(怒)」
あなた
「今のはファウルではないね。手に当たったら、何でもかんでもハンドの反則というわけではないんだよ。
”ボールを意図的に手や腕で扱う”のが反則に該当するんだ。
『意図的に』って言葉がカギだよ。
だから、例えばボールの不規則なバウンドでたまたま手にあたったものや、至近距離でシュートを打たれて、避け切れず偶然手に当たったものなどはハンドリングの反則ではないよ。
今の場面では、イレギュラーなバウンドでボールが手に当たったから、故意ではないね。
よってファウルとはならないよ。」
素人の友人
「なるへそ~」
■初級篇② ラインズマン
素人の友人
「え~! 今の絶対オフサイドじゃないだろ~!! ラインズマンちゃんと見てるのかよ~(怒)」
あなた
「ん~、ごめん。
今ラインズマンって言ってたけど、もうその名称は存在していないんだ。
例えば一昔前では看護婦やスデュワーデスと言った用語が存在していたね。
だけど今ではそれぞれ、看護士や客室乗務員と言った、性別関係ない呼び名に変わっている。
翻ってサッカーに目を転じると、ラインズマンだと”~マン”だから、男だけの呼び名になってたんだ。
それを解消するため、現在では性差のない”アシスタントレフェリー”という呼び名になっているよ。
それともう一つ、権限の拡大が挙げられるよ。
ラインズマンだと言葉の響きから、オフサイドやゴールインかどうか、また、タッチラインから出たかなど、ラインに関わる仕事だけすればいいイメージがあるよね。
でも現在は例えば主審の目に見えないファウルを合図したり、主審にミスが起きたら知らせたりする役割も担っている。
だから”ライン”に囚われない職責に鑑みて、現在はアシスタントレフェリーと呼んでいるよ」
素人の友人
「なるへそ~」
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はい、以上が初級篇です。
どうです?
上記2つの言葉の使い方を間違っていたサッカープレイヤーいませんか?
間違っていたら、猛反省ですよ~。
では次回、中級篇で!