クリニックはいまだ
現金のみのところが多いです
首都圏では考えられない
かもしれませんが
地方郊外型のクリニックの現状です
日本の医療というのは
どんな経験豊富な上級医でも、
どんなに心を込め
丁寧に診療しても、
患者さんを診ることが
なかった医師でも？！
（時々患者さんから聞く
愚痴を鵜呑みにするとですが）、
診療報酬というのが決まられていて
質の善し悪しにかかわらず
もらえる報酬は同じです
点数マジックを使われて
テレビのニュースでは診療報酬上昇と
うまく言いくるめられていますが
上昇させるには条件が厳しくなっていて
（国の定めた「かかりつけ医」として報酬をもらうには
患者さんと24時間電話対応できることなど
）
ほとんどのクリニックでは
実際はどんどんと報酬が下がっています
丁寧に診ていれば
もちろんひとりづつに
時間がかかります
待ち時間が短く便利なクリニックには
それこそなりえないわけで
医療に誠実に
患者さんに寄り添おうとすると
お待たせしてしまうという
ジレンマに悩まされます
あ、初診の方もできる
予約システムがありますので
ぜひお使いください
（メールをその際入れておくと
順番が進むとメールが届きます)
駐車場でお待ちになることもできます
まあ、当院はもう20年も経っているので、
どういうクリニックかはわかってきて
便利なクリニックを求めている方は
当院への通院はやめられているでしょうが
人件費も材料費も上がる昨今
医療の点数だけは国から指定なわけで
丁寧な医療には特別な報酬はなく
頑張ってくれているスタッフのことを
考えても頭が痛いです
しかし、人に支持されている
医師のオフィスには
莫大な費用を払わないと
入ることも許されない海外に比べ
待てばその日のうちに
指定した医師の診療が
全国同じ費用で受けられる
日本の医療制度は素晴らしいものです
正直、熱心な医師やクリニックには
向かない制度ではありますが
ここで診療スタイルを変えては
私がクリニックを行っている
意味が無くなるので変わることなく
頑張って維持していきたいと思います
話はそれましたが、
そんな中、時代はキャッシュレス
キャッシュレスにすれば
少ない診療費から手数料が引かれます
美容整形など自費診療のクリニックであれば
自身のクリニックで費用が変えられるので
手数料分費用を上げれば良いので簡単に導入できます
保険点数だけでまかなわれている医師を
保険医と呼びますが、
限られた診療の報酬でやりくりする
保険医の悩みどころです
しかし、昨今の患者さまの
生活を考えたら
そうそうまとまった現金も
持ち歩かない方も
増えてきました
急な症状で来院された方の
現金を気にする声も
多く聞くようになりました
現金を引き出す手間や時間、
手数料も馬鹿にならないです
なんとか、早い段階で
PayPayだけ細々と
対応してきましたが
この度、クレジットカードも
対応を決めました
といっても、
VISA
とMasterだけですが
それでも地方郊外型のクリニックでは
武勇伝と思っています
急な症状の時に
少しでも手持ちを気にせず
検査や治療も受けられるように
先生も痛みを引き受けました
選択肢は増えました
2024年4月1日より解禁です
もう始まってます！
少しでもみなさんが
健やかに過ごせる
お手伝いになれますように