最近ロシア語の不規則動詞を取り上げていますが、今回も不規則動詞です。どうも基本単語に多い気がします。

英語においては現在形、過去形、過去分詞の変化において、(go➡️went ➡️goneのように)比較的最初に習うような単語で不規則変化する動詞がありますが、それに似ていますね。

今回は不規則変化動詞の「жить」です。

「жить」は「住んでいる、暮らしている」という意味の動詞で不規則な変化をします。

現在形を作るときに、語幹の最後にどこからともなく−в−という子音が挿入されます。どちらかというと第Ⅰ変化に近い変化をしますが、яとониの語尾は−у,−утになりますし、тыからвыまでの変化形の語尾は、-ёшь,-ёт,-ём,-ётеと語尾にアクセントがあります。

1人称 単数
Я живу
2人称 単数
ты живёшь
3人称 単数
он живёт
1人称 複数
мы живём
2人称 複数
вы живёте
3人称 複数
они живут

と、このような人称変化をします。(太字はアクセントの位置です)

例文を上げますと、

(ロシア語)
Ты живёшь в Токио ?
(英文)
Do you live in Tokyo?
(日本語)
きみは東京に住んでいるの?

同じヨーロッパの言語のロシア語と英語ですが文の作り方がだいぶ違いますね。

「жить」については「まいにちロシア語」の12月号の40ページに書いてあります。