医薬品のリスク評価に関する記述のうち、正しいものの組合せを下欄から選びなさい。(平成30年度四国ブロック午前問14)


a 医薬品の安全性に関する非臨床試験では、Good Laboratory Practice(GLP)に準拠して薬効-薬理試験や一般薬理作用試験、医薬品毒性試験法ガイドラインに沿って、毒性試験が厳格に実施されている。

b 医薬品については、食品と同等の安全性基準が要求されている。

c 医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっているが、承認基準の見直しがなされることはない。

d ヒトを対象とした臨床試験における効果と安全性の評価基準には、国際的にGood Clinical Practice(GCP)が制定されており、これに準拠した手順で安全な治療量を設定することが、新規医薬品の開発に関連する臨床試験(治験)の目標の一つである。


下欄
1(a、b) 2(b、c) 3(c、d) 4(a、d)








【解答】
a・・・正
b・・・誤
c・・・誤
d・・・正
以上により、答えは「4」。

【解説】
    問題文bは、「医薬品は食品と同等の安全性基準」で良いわけないと、冷静に判断できれば「誤」とすることができると思います。

    問題文cに書かれていることは十分ありえることだと冷静に判断できれば「誤」とすることができると思います。