【問71】内服アレルギー用薬に配合される生薬成分に関する記述について、正誤の正しい組み合わせはどれか。


a  シンイは、ホオノキ科のタムシバ、コブシ、ボウシュンカ、マグノリア・プレンゲリ又はハクモクレン等の蕾を基原とする生薬で、鎮静、鎮痛の作用を期待して用いられる。

b  サイシンは、ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの根及び根茎を基原とする生薬で、鎮痛、鎮咳、利尿等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。

c  ケイガイは、セリ科のケイガイの花穂を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる.。


     a   b   c   
1 正 誤 正 
2 誤 正 正 
3 正 正 誤 
4 誤 正 誤 
5 誤 誤 正 









【解答】
a・・・❌
b・・・⭕️
c・・・❌
以上により、答えは「4」。

【解説】
    今回の問題は、問題文を3つにしたので簡単だったでしょう。

    解説もシンプルに「試験問題の作成に関する手引き」の中の該当部分を引用して終わりにします。


①シンイ
    モクレン科のタムシバ、コブシ、ボウシュンカ、マグノリア・プレンゲリ又はハクモクレン等の蕾を基原とする生薬で、鎮静、鎮痛の作用を期待して用いられる。

②サイシン
    ウマノスズクサ科のウスバサイシン又はケイリンサイシンの根及び根茎を基原とする生薬で、鎮痛、鎮咳、利尿等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる。

③ケイガイ
    シソ科のケイガイの花穂を基原とする生薬で、発汗、解熱、鎮痛等の作用を有するとされ、鼻閉への効果を期待して用いられる.。