2018年がスタートしましたが、いかがお過ごしですか。私は年末年始といえども中々、まとまった休みは取れません。今回は息子が高校受験ということもあって、旅行に行くこともなく、1月3日に私と妻の実家に行ったくらいです。
さて、年末年始は例年になく穏やかな時が過ぎた感じがします。お店にいらっしゃったお客様との会話からもそれは伺えます。
そこで、今回はそれらについて備忘録的に書いてみたいと思います。
【1】
12月28日、鎮痛薬の飲み過ぎで胃の不調を訴える方。これはすでに投稿済みです。こちら
【2】
12月31日、早朝高血圧の方が来店され、血圧の測り方についてアドバイスを求められました。
この方との出会いは、昨年の11月初旬頃。血圧のクスリを飲んでいるのですが、日中は下がり過ぎてしまいフラフラするとのことで相談を受けたことがきっかけでした。
そのとき、早朝高血圧という情報をいただきまして、日中血圧が下がりすぎては危険極まりませんので、主治医の先生にクスリを飲むタイミングとか種類を変えてもらうとか相談してくださいとアドバイスしました。
今回は、起きて早い段階で1回、そして起床して活動し始めた後、リラックスして1回、そして最後におやすみ前に1回の計3回測るようにアドバイスしました。
こうすれば主治医の先生もクスリの飲む対ミンクや種類の変更をどうするか考えやすいと思います。
【3】
12月31日、湿布を使うときに温かいのと冷たいのはどのように使い分ければ良いのかという相談を受けました。私はお風呂に入ったときに患部が痛むかどうかを観察し、和らぐようでしたら、温湿布ですし、そうでなければ冷湿布ですかね、と言いました。
「 いつもありがとうね。あなたと話すとホッとする。以前息子のことで相談したときもありがとう」、といわれました。
私は多くの方から相談を受けるので、そんなこともあったかなぁ、という感じでしたが、『これからもどんどん私にきいてください。わかることはお応えします』のでと言いました。
【4】
12月31日にしばらくお会いしていなかったMさんが来店されました。
「(私はこちらに)割りとよく来ているのにお会いできませんでしたね。最近、漢方薬、要らなくなっちゃいました」
『あぁ、良かったじゃないですか。漢方薬もクスリなので飲まないに越したことはないですよ』
「最近、忙しくてね」
『そうなんですね』
「忙し過ぎる位のほうが良いかも知れないです」と仰って帰っていかれました。
Mさんとの出会いは漢方薬でした。イライラを抑える漢方薬を買われたのですが、忙しいと気が紛れてイライラしないのでしょうか。
【5】
12月31日にYさんがやってきて日用品を買ってくださいました。年末のあいさつを忘れたので、「Mさん、よいお年を❗️」と言ったら、Mさんはこっちを振り向き、頭を深々と下げて「今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします」と言ってくださいました。却って恐縮しました。
【6】
12月31日に、男性のお客さまが来店され、日用品を買って帰られました。その際、大きな声で、「今年も1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」とおっしゃって、深々と頭を下げて帰られました。
レジにいた私たち3人も同時に深々と頭を下げました。
この方は2年ほど前に発熱で閉店ギリギリに来店されたとき、私がロキソニンSを販売しました。そうしたら、翌日熱が下がって助かりました、と大変感謝されました。それからのお付き合いです。
それ以来、うちのお店をご愛顧にしてくれています。ありがたいことです。
【7】
1月1日に、日用品を買いに来られたキレイな方(初めてお会いした方です)から「あけましておめでとうございます」と言われてビックリしました。私も『あけましておめでとうございます』と言いました。そしてお会計が終わってからもニコッ(^_^)と笑って帰っていかれました。こういう経験は初めてでした。「1年の計は元旦にあり」といいますので、これは期待できそうですね🎵
【8】
1月5日に、Kさんが来店されました。Kさんは正月もずっと仕事だったそうです。
「先生、年末年始、お休みでした❔」と訊かれました。
『いいえ、仕事でしたよ』
「私もですよ」
Kさんは70歳代なので、『私も70歳まで働こうと思っていますよ。父母が70まで働いていて、今も元気にしているので…』と言ったら、「先生なら、もっと働けますよ」と言われました。
【9】
1月5日、糖尿病を主治医から食事療法を指導され、その食事療法を強力に推進して糖尿病のクスリを飲まずに済ませた男性のお客様が来店されました。
この方はずいぶん前から面識がありますが、お名前を存じ上げません。
ヘモグロビンA1cが8.0➡️6.5に3ヶ月程度で下げた方です。主治医の先生からは逆にどうしたんですかと、驚かれたそうです。
私はどうしたのかを知っています。この方は、間食をキッパリやめたんです。
間食をキッパリやめるということは簡単そうで、簡単ではありません。強い意志が必要です。私はできないと思います。
私はこの方にお会いする度にだんだん痩せてきているのを見ているので、逆に心配になったほどです。
この方からは「今年もよろしくね」と言われました。私も『今年もよろしくお願いします』と返しました。
【10】
最後を飾るのはIさんでしょう。Iさんのことを知らないスタッフはうちのお店には恐らくいません。そのくらいよく来てくださいます。そして私とよく話をします。内容は多岐に渡り、クスリの相談はもちろんありますが、それ以外のことも多いです。Jordiが生きていたときはもちろん、Jordiの相談が多かったですね。Iさんはある分野については、かなりの知識の持ち主です。奥さまがノビスパンのご出身ということもあり、スペイン語はペラペラです。
Iさんとは年末にもごあいさつし、年始もあいさつをしました。
私たちはお客さまに支えられて仕事をさせてもらっています。【5】で紹介したYさんは転んで顔面を強打したときにできた内出血の跡を見せてくれて、「これ、治らないかなぁ」と相談を受けた時、私が『へパリン含有の外用薬で早くキレイに治りますよ』と勧めました。
後日、「本当にキレイに治った」と喜んでくれました。「もっと早くに相談すれば良かった」と言ってくださいました。
その時私は、『うちの店はレベルが高いのでどんなことでも相談してくださいね』と言いました。
そう言うからには、常に高みを目指すべく精進しなければなりません。気軽に相談できる医療機関として頼りにしてもらえるように努めたいと思います。