うちは、裕福ではなかった
平屋で3部屋に5人家族
プライバシーもなく
このご時世に汲み取りトイレでね
今だってそうなんだ
父も母も、繊維業で
昭和の不景気にそのまま飲み込まれて
抗うことなく
父は働き盛りに隠居生活みたいな
日々を送っていた
それでもなんとか、
わたしは大学まで出してもらった
してもらったけど、
いつもいつも不自由さを感じていて
それが、なぜか自分は人並になれない
どこにも行けないとさえ思った
よその家の親と比べ、
いつも引け目を感じていた
信仰をして、親への感謝を
叩き込んでもらって
恨みはある程度解消した
今こうして書いていると、ああ
わたしはかなり強烈に
自分の親を恥ずかしいと思い
人の親よりも我が親は甲斐性がないと
思っていたんだな
それでも父は、70過ぎてから
警備のアルバイトを始め
母の作ったおにぎりを持ち
泊まり込みなんかしたりして
借金も自分で返し
身綺麗になってあの世に旅だった
死に顔は川端康成みたいで
品があり
おや、父は本来は品格のある人物であったかと（笑）
魂が抜けて、本質を見せてくれたのかもしれない
って言うと怒られるかな（笑）
あ、笑ってる ならいいや😊
わたしが、自分で心の面倒を見るようになって
父にも母にもいざというときには
スパッとものを言えるようになり
よそと違うから恥ずかしいとか
あんまり意味が無いかなと
思えるようになった
よその親も、めっちゃいろいろあると知っているし
裕福であるが故に見せる侮蔑は
なかなかホラーであることも知っている
そして、人の良さの質もそれぞれ
美しさが違うからね
でね、本題
わたしがね
親との関係を楽にできたこと
1番、効果があるって思っているの
なんだと思いますか？
それは
わたしが、お仕事で
アシスタントさんに、お給料を
支払っていること
なんです
ページや拘束時間が長いと
一つの作品に
アシスタントさんに
20万以上、支払うことがある
もちろん他人へのお金の支払いを
帳簿につけて
それを経費として確定申告する
社会の仕組みのなかで、自分の存在が
くっきりすることになります
確定申告するって
男性性のレッスンなんだと思います。
自分の身体を管理し守ることになるから
もちろん最初は支払いが
楽だった訳では無い
仕事が軌道に乗っていない時
貯金に残高がなくて
カードでお金を借りて、支払ったこともあります
ある時期、いろんな事情が重なり
究極にお金に困って
不安で不安で
不安がMAXになった時
お給料を支払うことになり
なんとか
なんとか集めたお金を振り込む時に
なんとか集められたからこそ
わたしはお金に変な感情を一切載せない
と決めました
ほんとにありがとう！
感謝です！手伝ってくれてありがとう！！
自分が最低の時
感謝だけの気持ちで
振り込ませてもらった
わたしは、この先お金のことでは
一切困らない！と決めたんです
例え、手持ちがあろうとなかろうと…
困るのは飽きた（笑）
その時から、風向きが変わった気がします。
払う時は惜しみなく払う
感謝で払う
その事が、自分の人生を変えてくれると思いました。
いま、自分ビジネスが、広がっていますが
それと共に
ブログでお金と心理の情報が
沢山流れていて
親との問題が書かれた内容を
よく読む機会があると思います
とても臨場感たっぷりなので
情報を得ているつもりが
トラウマを思い詰めてしまったり
する人もいるかもしれません
直接対決しないといけないとかね
わたしは
お金の使い方を少し工夫してみたら？
っておもいます
好きなもの買って惜しみのない気持ちで
ありがとうーーって使うのは
まあ出来ると思う
それが、
自分の仕事を誰かに手伝ってもらって
それなりのお金を払うときに
凄い勇気いるでしょ
その世界で、プロになるなら
帳簿つけるといいってわたしは思います
苦手ならお金払って、
会計士さんにやってもらうのも同じだと思います
他人にお金を支払うこと
思い切り感謝で！
仕事中は、食事代を出したり
交通費を計算したりね…
売れてる先生がたは、
当たり前にされている
その人が自分のために労力を使ってくれた
ことを労うことは
自分への労力への労いと同じだ
お金の扱いは
なかなかに
親からの自立でもあり
惜しみなく、スッキリお支払いすることが
自分のお仕事が、何故か上向きになる
秘訣かなと思います
必要以上に払ってみるのも
とってもいい魂のレッスンだと思うよ
今年、アシスタントさんのお給料上げたんです
けっこう上げました…
今月になって、原稿料をアップの
連絡を頂きました！！
あー、繋がってるんだな
って思いましたよ！