Timebomb Pro Wrestling
Timebomb V 20/1/5
Timebomb Pro王座戦
オリン・ヴァイト(c)対リッキー・ノーレン
ノーリング・デスマッチ。
竹田戦のアクシデントの前から包丁ボードを使っていたオリン。
今回は、相手がTシャツ着用だったから良かったものの、
この時からかなり危ない使い方をしていて、あれは必然かと思ってしまう。
しかしそれ以外は、蛍光灯を使いながら、
ノーリングの魅力であるリングという仕切る空間がない密接感が、
試合に良い方向に作用していて、攻防も乱闘に逃げず、
しっかりとデスマッチをしていたのが良かった。中々良い試合。
評価:***1/2
WAC(Without A Cause) 2020 20/1/19
IWTV Independent Wrestling王座戦
ウォーホース(c)対ダニエル・マカベ
ウォーホースのヘビメタキャラに適度に付き合いながら、
厳しい攻撃で削っていくマカベ。
直線型のファイター仕様の戦い方に合わせるのはお手の物
ウォーホースを手玉に取っていたものの、
掌に乗せても頭を振り続ける曲者がウォーホース。
完全には支配されない強さが出ていて、上手く交わりきってはいなかった。
マカベのコントロール下に置かれてはいたが、
結果的には肉弾戦&キャラクター勝負で持っていくウォーホースの試合であった。
まあまあ良い試合。
評価:***1/2
NORTH Wrestling
NCL.22 I Don't Need Your Medicine 19/12/8
カーラ・ノワール対ロビーX
アスリート体型ではないけれども、
PACばりのスピードと跳躍力を持つロビー。
連続ハンドスプリングもいとも簡単にこなしてしまうそのギャップに驚き。
Cagematchでは25歳となっていてそれもまた驚き。
キャラクターでは圧倒的に優位なカーラが、
一歩引いてロビーをオーバーさせる方となる。
動き出してからの疾走感は凄まじく、良いスポットも沢山詰まった内容。
カーラがいつもは唯一無二のブラックスワンキャラで持っていくところを、
今回は一歩引いた立場から試合を作っていく堅実かつ余裕あふれる働き。
昨年ブレイクしたカーラが既にそのポジションなのかと驚き、
カーラもキャリアがあるので、難なくやり抜き、
ロビーの魅力を引き出す試合運びを完遂。
意表を突かれた熱戦となった。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4