WRESTLE-1 Tour 2018 Symbol 

後楽園ホール大会 18/7/18
WRESTLE-1 GP 2018 準決勝
芦野祥太郎対黒潮”イケメン”次郎 

昨年の文体で名勝負を繰り広げた団体の若き象徴2人の激突。

ミッドカードでやるには勿体なさすぎるカードだが、トーナメントなので仕方がない。

ミッドカードレベルに落としてはいるが、それでいてもイケメンの類いまれなる身体能力と

ベビーとしての立ち振る舞いの上手さ、それでいて軽過ぎないバランス感覚。

芦野の圧倒的な強さと豊富な脚殺しと、各々の持ち味はしっかりと反映されている。

文体でも飛び出した特別な攻防もありと、

このカードの立ち位置を理解した特別な攻防を凝縮して披露。

最後こそ芦野の新必殺技Tボーン・スープレックスのお披露目という事であっさり目だったが、

このカードの特別感はやはり格別。

レッスルワンのオカダ対棚橋クラスのカードである事を改めて証明した内容。

抑えた内容でも、ここまで隙がなく、

それでいてワクワクさせる内容が出来るのだから天晴れ。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

WRESTLE-1 Tour 2018 Autumn Bout 

後楽園ホール大会 18/11/23
W-1クルーザー級王座戦
児玉裕輔(c)対アンディ・ウー

タジリ要素満点の愛弟子児玉が支配する中、

アンディがいつも以上に荒々しく攻勢にでる展開。

アンディの必殺技狙いが、

HHHのペディグリー狙いばりにしつこ過ぎる割には、隠し玉もなかったのが残念。

しかし児玉の動きはメリハリがあり、キレていたし、

必殺技関係以外では特に悪い所もなかった。

ただもう少しやれた内容。
まあまあ良い試合。
評価:***1/2

#STRONGHERATS (エル・リンダマン、T-Hawk&吉岡世起)対

Enfants Terribles(芦野祥太郎、羆嵐&新井健一郎)
芦野とTホークが、バチバチに火花を散らす中、

リンダマンとヒールターンした吉岡は的確に仕事をこなす。

リンダマンは、バイプレイヤーとしてこの上ない働きを見せていて、

吉岡もストロングハーツに違和感なく溶け込んでいる。

元々ナチュラルヒールな所があったので、非常に合っている。

巨漢羆嵐のスーパーヘビー級の魅力も引き出していて好感。

それぞれがそれぞれの役割を果たしながら、プラスアルファの部分も加えつつ、

最後は芦野とTホークが締めていく。芦野とTホークのシングルも非常に見たくなるし、

来月の5対5も非常に楽しみになる内容。
好勝負に届かない良試合。
評価:***3/4

全体評価:7