最近当院でも話題になっていた着圧レギンスの話。
リアルにわたし自身も激痛体験したことあります。
そこに加えてつい先日いらした方の症状がひどすぎて、
患者さんには改めて、注意喚起していたばかり。
そしてちょうど昨日、
着圧レギンス絶対ヤメテの投稿を
TwitterでみかけたのでRTしました。
するとあっという間に、皆さんから熱いお声を頂きました!
(並び順は時系列です)
石黒佳織/似顔絵やさん&アメブロ集客勉強・発信中@ishigurokaori@crysta_ya わわわ!💦そうなんですね💦 使ってはないけど 気になってたところでした😳
2022年08月30日 12:13
櫻井のりえ/起業コンサル&アメブロ・SNS集客講師@sakurainorie@crysta_ya え?! 一日中履いてるのがダメということですか?? 着圧レギンス自体がダメということですか・・??
2022年08月30日 13:33
西多摩マタニティ&産後エステ・ボディケアたけまえあい@ease_mama_ai@crysta_ya 昔着圧レギンス履くと足の血の巡りが止まる感じがして、逆効果を感じてたのですが やっぱり血行不良になりますよね、、💦 その時は数回履いてみてやっぱり下半身苦しかったのでやめました。 思考停止 一番だめですね!!
2022年08月30日 13:46
内野秀美/ベビーキッズマッサージインストラクター@hidemisense@crysta_ya 昔よく履いてました!確かに全く履いてない今のほうが全く浮腫まないです。 帝王切開後に医療用のものを履かされたのですがあれも本来良くないのでしょうか?
2022年08月30日 15:18
💖ことちゃん@🐰アニマルコミュニケーションのできる人♪💖@kotomi_anicomi@crysta_ya いわゆる補正下着も危険な気が… 美とは❓ 健康とは…❓ 見た目や手軽さ、それの落とし穴を感じます💦💦
2022年08月30日 19:23
などなど、皆様ありがとうございます!
女性の脚はむくみがち。
できたらサクッと解消したい!
それがみんなの願いです!
って、そういえば
脚ってどうしてむくみやすいんでしょう....ね?
脚はなぜむくむの?
それは、
人のカラダのシステムの問題なんです。
心臓から送り出された血液は、全身を巡ってまた心臓に戻ります。
このとき、脚にまで流れた血液は、
心臓から遠い
おまけに重力に逆らって
戻らなければなりません。
そこで、ふくらはぎの筋肉の伸縮が
「ポンプの役割」となって、血行を促進しています。
これが「ふくらはぎは第二の心臓」といわれるゆえんです。
ところが!
立ったまま・座ったままの姿勢が長時間続くと、ふくらはぎのポンプ機能は、かなり落ちてしまいます。すると血液やリンパ液の流れは悪くなり、老廃物は溜まりやすくなる、これが「むくみ」や「だるさ」の原因となるんです。
これに対し、
「履くだけでいい!」
「むくみとれる!」
なーんて言われたら試してみたくなりますよね。
(わたしは試しました)
先に結論を~
わたしの結論。
タイトルで匂わせてますが、
着圧系
特に
レギンス
絶対はかないでほしい。
(スパッツと呼ばれていた時期もあったね。)
膝下までのソックスタイプ。
こちらはまだふくらはぎポンプ説の理にかなっています。
とはいえ、はき方とサイズには注意が必要です。
使用時間も長時間はやめておいたほうが無難。
どうしてもむくみ気になる!
と、いう場合にははいてもいいかもですが...
履くよりは動く、歩く方が断然いい!
と、皆さんにはお伝えしています。
まず弾性ストッキングとの違いを
鍼灸治療室なので、具合の悪い方がいらっしゃる場所だから!
ってのもありますが、
私的に実害しかみたことなしの着圧レギンス。
着圧○○っていろいろあるけど、それってなんなん?
弾性ストッキングって病院ではかされたけどあれもだめなの?
って、疑問に思われた方も多いかと。
そうそう
とってもまぎらわしいぞ!
なので、
まずその違いをみてきましょう!
弾性ストッキングは医療用
弾性ストッキングとは
術後や特定の疾患のある方向けに血栓(血の塊)ができないよう
歩行が十分できるようになるまで必ず使用されます。
原因は色々ですが、
リンパ浮腫や心不全の症状のある方にも使用されることが多いです。
こちらに装着着脱方法がしっかりと乗っていたサイトを。
一方着圧系のものは
着圧ストッキングやレギンスなどは
弾性着衣や弾性ストッキングの
圧低めバージョンです。
東京血管外科クリニック様よりイラストをお借りしました。
ここで、弾性ストッキングと着圧の違いが比較されてますね。
最近のものは踵あるもの多いです。
が...
これがかえってサイズ的にあわない原因になったりして。
ところで皆さん気がつきましたか?
この表をみただけでもわかる決定的な違いを。
そう、着圧系を使っている場合、
自己判断で使用しているということ。
ついつい圧が強めだとめっちゃ効きそう!って思いますよね。
サイズ選びがちがったり、
装着方法を間違えたりなど
個人の責任でおきた被害もかなりあるようです。
論文を調べてみた~寄せられた被害について
このブログを書くにあたり、
誤解があってはいけないので色々な論文もあさってみました。
今日はちょっとエグミのある内容を....
リアルな現実、
こうした症例もあるのかということをシェアしていきます。
こちらの2例はレギンスではないですが、
市販の着圧ストッキングにより起こった例です。
かなりリアルな写真。
そこに至るまでの経緯も詳細に書かれているのでシェアしますね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/phlebol/25/4/25_14-09/_pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsswc/2/2/2_2_87/_pdf
はたまた、こちらは少し古いデータですが、
独立行政法人国民生活センターよりかなりの注意喚起がでておりました。
ざっと調べただけでも中々な事例がヒットしてきました....
表にでていない数ははかりしれないと思っています。
次回はわたしが着圧をオススメしない理由を
今回、わたしも色々参考文献を調べてみて、
改めてぞっとした次第です。
次回は当院での事例も含めて、
着圧レギンスをおすすめしない理由をシェアしていきたいと思います。
外部講師としてお話しますよ
どなたでも参加できます!
※著書です。ことばにご心配のあるお子さまにも!
治療室クリスタ公式サイト(治療予約)