梅雨時に多い下痢
その原因ってなんなんでしょう?
気になりませんか?
諸説ありますが、
東洋医学の理論をベースに言い切ると
胃腸の役割放棄
です。
え?どゆこと?
って思いますよね。
それではこれから
東洋医学のルールにのとった
「梅雨時の下痢」について解説していきます。
しばしお付き合いください。
脾気虚による下痢
「脾」
これ、今どきの脾臓とはニュアンスが違います。
東洋医学でのこの概念、ちょっと分かりにくいです。
(イメージをつかみにくいね)
なのでまるっと
飲み食いで入ってきたものを消化吸収して、
エネルギー分配をするところ
と考えてください。
この「脾」がエネルギー不足になると、
水がもたつき消化吸収する能力が低下します。
「脾気虚の下痢」の場合、
・ 油ものを食べると症状がひどくなる
・ 便が泥状
・ ゲップがでやすい
・ お腹が張りやすい
・ 食後眠だるさがでやすい
などの特徴があります。
どうです?あてはまりませんか?
脾気虚下痢の対処法
食事
・ 消化に負担がかかる油ものはなるべく避ける
・ 冷たいものは厳禁
・ 水分をとりすぎない
・ 繊維の多い食材は避ける
脾気虚下痢の場合、
消化吸収することを放棄した状態
なので、
水分を摂りすぎたり消化の悪い食材を摂ると一層下痢傾向が強くなるのです。
(さっぱり系のおつまみ 紫蘇とみょうがとじゃこの和え物 うまし)
ツボ
・ おへそ周辺を温める
・ 中かん ・・・ もはや万能
・ 関 元 ・・・ エネルギーチャージのツボ
その他
・ ストレスではなく純粋に脳の疲労で「脾」を痛めることがある
→ 誰よりも寝不足禁止
・ 疲労をためこまない
脾気虚下痢タイプの急務
●油物や水分を取り過ぎない
●ウエストひねりなど体を動かす
です!
※ 気虚についてはこちらの記事も参考にしてください。
※ ツボの位置 せんねん灸のサイトでご確認ください。
※梅雨時から夏にかけては脾気虚による体調不良がめっちゃおおい!
本日もブログをお読み頂きありがとうございました。
それではまた
ブログで取り上げて欲しいお悩みや質問は、
ラインご登録者様限定で承っております。
お気軽にご登録ください!
↓↓↓
加藤庸子
株式会社Be麗 代表取締役
治療室クリスタ院長、クリニカルボディセラピー協会会長。
中医学博士、鍼灸師、中医薬膳研究家、カイロプラクター、幼稚園教諭、保育士
2003年 東京日本橋に治療室クリスタを開院。
2008年にはブラジル での鍼灸普及活動が認められ、
同国政府よりコメンダドール(伯爵)の称号を授与された。
関西学院大学卒。NPO法人Si`s理事.
日本小児はり学会会員、日本病巣疾患研究会会員、日本発達障害学会会員