長男(6歳・年長)が「一緒に遊ぼう」と誘っても、長女(3歳・年少)はすぐに違うことを始めてしまう。逆に長女のペースに合わせると、長男が「こんなの簡単すぎる」と飽きてしまう。うちは3歳差のきょうだいなので、「せっかく仲良く遊んでほしいのに、5分でケンカか気まずい沈黙になる」が長らく悩みでした。

色々な知育玩具を試して分かったのは、「対象年齢が3歳〜6歳」と書いてあるおもちゃを買えば解決する、というほど単純な話ではなかったということです。今回は、実際にうちの兄妹が一緒に遊べるようになった知育玩具と、そのために僕がかけている声かけをまとめます。

■3歳差きょうだいの「遊びのズレ」が起きる理由

脳科学的にみると、6歳前後は「ルールを理解して守る」「見通しを立てる」力が育ってくる時期。一方3歳前後はまだ、目の前の感覚や「今やりたい」という気持ちが優先される段階です。同じおもちゃでも、長男は「正解」を目指したくなり、長女は「今の感触」を楽しみたい。ここのズレを埋めずに同じ遊び方を求めると、どちらかが我慢することになります。

■うちで実際に「一緒に遊べた」知育玩具3つ

①大きめのブロック・積み木系

細かい説明書やルールがない分、長男は「高いタワーを作る」「街を作る」など自分なりの目標を、長女は「積む」「崩す」という感覚遊びを、同じ土俵の上で同時に楽しめました。「正解がない」ことが年齢差を埋めてくれます。

 

②マグネットタイプの組み立てブロック

くっつく感触が気持ちよく、長女はただくっつけるだけでも満足。長男は立体を組む方に熱中。同じ箱から取り出した部品で、それぞれ違う遊び方をしていても「一緒にやってる感」が出るのがよかったです。

③運要素のあるすごろく・カードゲーム

実力差が出るゲームだと長男が勝ち続けて長女が拗ねて終了、が定番でした。サイコロやカードで結果が決まる運要素の強いゲームなら、3歳でも6歳と互角に勝負でき、「悔しい」で終わらず「もう一回」で終われます。

■知育玩具選びで僕が失敗した話

対象年齢の範囲だけを見て「3歳から6歳まで使える」というボードゲームを買ったことがあります。でも実際は長女には手順が多すぎて、長男が説明する→長女が待てずに崩す→長男が怒る、の悪循環に。「対象年齢に入っているか」より「ルールを説明されなくても、それぞれのペースで参加できるか」を見るようになってから、失敗が減りました。

■一緒に遊ばせるためにかけている3つの声かけ

①役割を分ける

「お兄ちゃんは作る人、〇〇は選ぶ人ね」と最初に役割を渡すと、能力差があっても「自分の仕事」がある状態になり、揉めにくくなります。

②比べない

「お兄ちゃんは上手だね」ではなく「〇〇はここが得意だね」と、それぞれ別の軸で声をかける。比較の言葉が出た瞬間に、下の子が遊びから離脱することが多いと気づきました。

③待つ時間を区切って伝える

「あと10数えたら交代ね」と数字で区切ると、3歳でも見通しが立ちやすく、待てる時間が伸びました。「ちょっと待ってて」という曖昧な言葉が一番ケンカのきっかけになっていました。

■よくある質問

Q. 知育玩具は何歳から兄弟・姉妹で一緒に使えますか?

A. 商品の対象年齢よりも、「ルールの有無」で選ぶのがおすすめです。うちの場合、ルールが少ない・運要素が強いものほど3歳差でも一緒に遊べました。

Q. 年齢差があるきょうだいのケンカを減らすコツはありますか?

A. 遊ぶ前に役割を分けておくこと、そして親が比較する言葉を使わないことが効果的でした。喧嘩の多くは「役割の奪い合い」から始まっていました。

Q. 高価な知育玩具でないと効果はないですか?

A. 値段よりも「兄と妹、それぞれが自分なりの遊び方を見つけられるか」の方が大事だと感じています。ブロックや積み木のようにシンプルな玩具ほど、年齢差を超えて長く使えました。

■まとめ

3歳差のきょうだいが一緒に遊べないのは、どちらかが悪いわけではなく、発達段階のズレが原因でした。ルールが少なく、役割を分けやすいおもちゃを選び、比較しない声かけを意識するようになってから、二人で遊ぶ時間が確実に増えました。同じ悩みを抱えているご家庭の参考になればうれしいです。