大阪、7月3日(cryptoinfo) - 2025年4月に開幕する大阪・関西万博で、会場内決済が全面的にキャッシュレス化される。主催者は「未来社会の実験場」を掲げ、デジタルウォレットやWeb3技術の大規模な実証を行う計画だ。

7月1日には公式アプリ「EXPO 2025 デジタルウォレット」が正式リリースされた。ウォレットは、国内外の主要なキャッシュレス決済ブランドに対応するほか、SMBCグループが提供する独自電子マネー「ミャクペ!」も搭載する。会場内では顔認証決済も可能で、非接触・非現金による新たな決済体験を提供する。

また、ブロックチェーン技術を活用し、NFTやSBT(ソウルバウンドトークン)などのWeb3サービスも展開。SBIホールディングス、HashPortなどの企業が協力し、デジタルコンテンツやリワードプログラムを通じて新しいユーザー体験を創出する。

主催者は、2800万人超の来場者を見込む本イベントが、日本におけるWeb3とフィンテックの普及を加速させる契機になると期待する。金融庁もステーブルコインやDAO法制化などを進める中、今回の取り組みは過去最大規模のWeb3実証実験となる可能性がある。

SMBC、りそな銀行、SBI、HashPortなど、大手とスタートアップが協業して取り組む形も特徴で、今後、全国の自治体や観光施設、商業施設との連携も拡大するとしている。