【投資でゼッタイ損したくない人限定】14日間毎日たった3分何も考えずに流し読みするだけで正しく理解できる最新の仮想通貨投資法 -6ページ目

前回は、闇サイトSilk Roadの報道でビットコインに対する注目が集まり価格が急騰した事を解説しました。

 

今回も引き続きビットコインを語る上で、特に重要なものをピックアップして解説していきたいと思います。

 

 

次に解説するのは、

『⑤2013年3月:ユーロ圏の小国キプロスに端を発する金融危機で、安全な逃避先を求めて一部の資金がビットコインに流入。』

という所です。

 

今回は金融についての話になるので、

ちょっと難しく感じるかもしれません。

しかし、これが分かるとビットコインの真のスゴさを実感できると思います!

 

 

唐突ですが、あなたはこの「キプロス」という国をご存知ですか?

自分は恥ずかしながら、こういう事が起こるまで名前くらいしか知りませんでした。

ちょっとキプロスについて一緒に詳しくなってみましょう!

 

キプロス共和国とは…

トルコ南に東地中海上に位置しているキプロス島の多くを占める共和国国家であり、

国家面積は日本でいうと、山形県とほぼ同じ面積であり、人口は約80万人ほどです。

 

 

古くはローマ帝国の時代から文明が存在しており、島であることや地中海の要所としての地理的要因として、多くの国家の軍事的要所として歴史を刻んできました。

近代になるとイギリスの支配を受けた後に独立をし、観光と金融を主な産業としています。

 

さて、ヨーロッパでも小国のこのキプロスがなぜヨーロッパをはじめ世界を震撼させるような、金融危機の引き金になったのか不思議ですよね?

 

それを知るには、キプロスの経済を理解する必要があります。

 

キプロスの経済の特徴について、一言でいうと『小国だけど金融立国』です!

 

キプロスは小さい国であるために、独自の産業というのも多くはありません。

主なものとしてはまず観光です。

 

観光業としてヨーロッパからのバカンス地としても有名であり、日本からもツアーが組まれております。

キプロスで画像検索してみると青い空と碧い海、丘には白い石造りの建物という、

「地中海のリゾート地」という言葉から連想される絵に描いたような風景があります。

自分も一度は訪れてみたい場所ですね!

 

 

 

そして、もう1つは金融です。

 

キプロスでは、FX会社など本社を構えている企業や、キプロスの金融ライセンスを取得してFX事業を展開している企業も多くあります。

 

このように外国から金融企業やマネーを呼び込んでいるのはアイスランドと同じような形になっています。

 

しかしキプロスの場合は、西欧と東欧の境目に位置する地理的要因もともなってタックスヘイブンとなっており、西欧と東欧(主にロシア)の不透明なマネーが流入していることで知られていました。

 

キプロスにある銀行資産は、キプロスのGDPの約8倍預金残高は約4倍に達しており、キプロスの経済規模に対して銀行が巨大すぎるなど、過度に金融依存経済に偏っていました。

 

ちなみに、タックスヘイブンとは…

日本語訳で「租税回避地」という意味です。

 

外国の資本や外貨を獲得するために、意図的に税金を無税にもしくは低い税率にして、企業や世界各国の富裕層の資産を誘致している国や地域のことをタックスヘイブンと呼ばれています。

 

2016年のパナマ文書で日本でも話題になりましたね。

 

余談ですが個人的にあの時の日本の報道は、特筆する程の酷さだと思いました。(; -_-)

それについては、また別の記事で解説したいです。

 

 

さて、次は本題の「キプロス危機」とは何なのかに移りましょう。

 

上記で説明したようにキプロスはタックスヘイブンなど海外からの誘致によって、

その生活水準は他国と比べても高い状態でした。

しかし2008年に起きたアメリカでのリーマンショックによる世界的な金融危機、

それと同じ時期にEUに加盟したことによる混乱が重なり、

キプロス国内での金融機関の経営が悪化し、財政破綻の危機に瀕します。

 

そこでキプロス政府はEUの各国に支援を求めるのですが、

この危機に対してのEU及びIMF(国際通貨基金)が出した救済条件は、

国内の預金者たちにも負担を求める「預金課税」を提案します。

そしてキプロス政府は銀行預金の封鎖、そしてその預金の一部を税金として回収しようとします。

 

この提案に対し、銀行に預けている自分の預金が国家危機とはいえ

政府の都合により半ば強制的に奪われてしまうというやり方なので、

キプロス国民や投資家たちは怒りの声を上げます。

この決定に対して当たり前ですが、キプロス国民や議会が大反発しましたが、

その噂を聞きつけていた多くの預金者が自分の預金を引き出そうと銀行に殺到、

銀行は大パニックに陥りました。

これは「取り付け騒ぎ」と言うものです。

 

 

「預金課税」はすべての預金者が対象であるため、金持ちも庶民も関係なく対象になりました。

 

結局、預金税はEU諸国とキプロス政府の間で合意され、およそ2週間もの間預金封鎖が続き、封鎖が解除された後も引き出し制限がかかるなど、預金者には大きなショックとなりました。

また現代を反映して、銀行口座からお金を引き出せないだけでなく、他の口座への送金や入金もできないようロックされていました。

 

 

置いておけば税金取られる、引き出そうとしても引き出せない。

銀行に預けていた人達はもう八方塞がりですね。

 

こんなキプロス危機により、自分たちの預金を守る手段として使われたのがビットコインなんです!

 

次回は「キプロス危機とビットコイン」の関係について解説していきたいと思います。