年末年始、1回ずつ海へと夜釣りに出掛けた!
〈釣り納め〉と〈初釣り〉だな。
いつもの後輩のI君と一緒だ!
アナゴとカサゴ狙い。
両日とも、17:00〜20:00と3時間ほど竿を出した。
でも、釣れ始めるのは18:30位からで、20:00になるとまったく釣れなくなる。
ま、これはこれで、帰る切っ掛けにもなるので有り難い!
もう少し粘れば、また釣れる時間帯に突入するのだろうが、深追いはしない。
1時間半あれば、それなりの釣果に恵まれる。
実際に、両日ともそれなりの釣果だった。
〈初釣り〉では、久し振りにアナゴもカサゴも、滅多に釣れないような大型が釣れた。
あ、ハゼも大きいのが釣れた!
新年早々、縁起が良い!
今年も、良い釣りが出来そうだ!!!
しかし、いい包丁が欲しい。
安価な包丁は、やっぱり駄目だな……研いでも切れない……研ぎ方が下手なのか???
切れない包丁は、さばくのに時間はかかるし、綺麗にさばけない。
いい包丁、探してみるかなぁ……ん?
前にも書いたよな???
【わかりにくいですが アナゴはキムチ鍋に入れました】
よし、本題だ!
前回、「キャノン・ボール」(1981年)を観た、ということで、その感想みたいなのを書いたよね。
よって、今回は主題歌の「キャノンボールのテーマ」に軽く触れておこうと思う!
まず、このアナログ(EP)盤!
2種類、発売になってんだな。
ちなみに、私は両方とも持っていませんけど!
●アナログ(EP)盤●
キャノンボールのテーマ
/ レイ・スティーブンス チャック・マンジョーネ
A-1. キャノンボールのテーマ
B-1. キャノンボール・ラン
規格番号 : VIPX-1604
発売日 : 1981年
発売元 : ビクター音楽産業
●アナログ(EP)盤●
キャノンボールのテーマ / レイ・スティーブンス
A-1. キャノンボールのテーマ
B-1. ジャスト・フォー・ヘル・オブ・イット
規格番号 : VIPX-1616
発売日 : 1981年
発売元 : ビクター音楽産業
なんと、A面は同じレイ・スティーブンスが唄う「キャノンボールのテーマ」なんだけど、B面が違うんだな。
一枚(上)は、チャック・マンジョーネが演奏の「キャノンボール・ラン」だけど、もう一枚(下)は、A面同様にレイ・スティーブンスが唄う「ジャスト・フォー・ヘル・オブ・イット」が収録されてんだわ!
でさ、EP盤を2枚だけでも凄いのに、この3曲が収録されたLP盤も同時発売したんだよ!
●アナログ(LP)盤●
キャノンボール オリジナル・サウンドトラック
A-1. キャノン・ボールのテーマ (セリフと効果音入り)
A-2. 女たらしがやって来る
A-3. ラヴ・イズ・オン・ジ・エアー
A-4. ビューティーズ・テーマ
A-5. イフ・アンド・ホエン
A-6. ロジャー・ムーアのように
B-1. キャノン・ボール・ラン (セリフと効果音入り)
B-2. ジャスト・フォー・ヘル・オブ・イット
B-3. ホン・キング・コング (セリフと効果音入り)
B-4. タ・タ・ターン・レフト
B-5. キャプテン・チャオス
B-6. エンド・タイトル
規格番号 : VIP-28036
発売日 : 1981年
発売元 : ビクター音楽産業
なかなか強気の商売。
ビクター音楽産業、ホント、やってくれました!
凄いわ、EP盤を2枚ってのがいいよね!
ジャッキー作品で、EP盤を2枚も出した作品が他にあったかい???
あ!
あったわ。
「拳精」(1978年)の主題歌「CHINA GIRL」!
●アナログ(EP)盤●
CHINA GIRL / 英雄(ヒーロー)
A-1. CHINA GIRL
B-1. エブリバディ・ファイティン
規格番号 : AK-671-AX
発売日 : 1980年6月10日
発売元 : 日本コロンビア
●アナログ(EP)盤●
CHINA GIRL / アフリック・サイモン
A-1. CHINA GIRL
B-1. MARIA MADALENA
規格番号 : YK-145-AX
発売日 : 1980年7月1日
発売元 : 日本コロンビア
こちらは、日本コロンビアがやってくれましたよね!
ただし、これは同じ「CHINA GIRL」でも、上はカバー楽曲で、下がオリジナルになるんだな。
しかも、カバー楽曲が作品本編の主題歌で、オリジナルの方は予告編で使用された、ってなもんだし!
B面の楽曲に関しては、両方とも映画には関係無い、ときたもんだ!
ちなみに、サントラ盤、つまりLP盤も出てません。
で、あとは……あ、「プロテクター」(1985年)!
●アナログ(EP)盤●
プロテクター序曲 / メトロポリス・コネクション
A-1. プロテクター序曲
B-1. マンハッタンの夜
規格番号 : VIPX-1807
発売日 : 1985年5月1日
発売元 : ビクター音楽産業
●アナログ(EP)盤●
プロテクターのテーマ / ケン・ソーン
A-1. プロテクターのテーマ
B-1. 香港ハーバー
規格番号 : K07S-9022
発売日 : 1985年6月21日
発売元 : キングレコード
しかし、こちらはメーカーが違うし、ビクター音楽産業の「プロテクター序曲」、「マンハッタンの夜」はイメージテーマ曲であって、サントラじゃないからなぁ。
で……あ、そうだ!
続編の「キャノンボール2」(1984年)も2枚あったよな……ま、でも、今回はこれぐらいにしておくか。
「キャノンボール2」は、また改めて記事にしよう!
で、だ!
今回は「キャノンボールのテーマ」なんだけど!
こちら、ビクター音楽産業から発売されたワケなんだけど……。
こうなると、80年代、ビクター音楽産業と競うかのように、ジャッキー関連楽曲を発売していたあそこが黙っている筈かない!
そう、日本コロンビアだ!
よって、カバー楽曲を世に放ったんだよな!
一発目がこれだ!
●アナログ(LP)盤●
ジャッキー・チェン パーフェクト・コレクション
A-1. カニング・モンキー
A-2. 蛇鶴八拳~デンジャラス・アイズ
A-3. クレージー・モンキー
A-4. 拳法混乱(カンフュージョン)
A-5. ドラゴン・フィスト
A-6. ミラクル・ファイター
B-1. ミラクル・ガイ
B-2. CHINA GIRL
B-3. "蛇形拳伝授~三省拳士との対決~蛇形拳猫爪流=スネーキー・モンキー"
B-4. キャノンボールのテーマ
B-5. ジャッキー・チェンのテーマ
B-6. ドラゴンロード
B-7. さすらいのカン・フー
発売元 : 日本コロンビア
30,000枚限定プレスのピクチャーレコードで発売された名盤(?)だよね!
1997年11月21日には、CD化 ( COCA-14685 )もされて、現在も購入可能だ!
このB面の4曲目に、〈J.C サンシャイン・バンド〉演奏によるインストルメンタルの「キャノンボールのテーマ」が収録されている!
そう、レイ・スティーブンスのオリジナルでなく、〈J.C サンシャイン・バンド〉演奏によるインストルメンタルだ!
これが、まぁ、それなりに聴けちゃうんだよ!
なかなか、爽快で気持ちがいいアレンジなんだよな。
ちなみに、アレンジャーは森村献さん……何気にすごい方を起用している!
で、今一度、収録内容を見て欲しいんだけど。。。
赤文字の「キャノンボールのテーマ」は説明した通りだが、青文字の楽曲も、オリジナルはビクター音楽産業から発売された楽曲なんだよね。
だから、オリジナルのまま、日本コロンビアのアルバムには収録出来ない!
よって、〈J.C サンシャイン・バンド〉なんて、如何にもこのアルバムの為に結成された正体不明のバンドに演奏させたんだよな、インストを!
〈J.Cサンシャイン・バンド〉……この名前を聞いて魂を揺さぶられた人は、私やChaiさんと同類かもしれない!
あ、緑文字もそう!
「クレージー・モンキー」のオリジナルは東芝EMI、
「 拳法混乱(カンフュージョン)」はキャニオンレコードだったので、〈MFB〉ってのが演奏しております……こちらも何者だろうね???
しかし、〈J.Cサンシャイン・バンド〉かぁ……日本コロンビアもビクター音楽産業に負けじと頑張ったなぁ。
実は前年の1982年!
ビクター音楽産業が「ジャッキーチェンの魅力のすべて VIVA! JACKIE CHAN」なるコンピレーションアルバムを発売!
この時に、ビクター音楽産業は、日本コロンビアで発売されて収録出来なかった楽曲……謝花義哲さんの「ミラクル・ガイ」、「ブロークン・ブロッサム」、そして、英雄の「チャイナ・ガール」……に関してはインストではなく、歌入りでカバーしたんだな!
「ミラクル・ガイ」と「ブロークン・ブロッサム」は、赤野立夫さんが!
そして「チャイナ・ガール」は、〈カン・フー・エクスプレス〉が、ね!
〈カンフー・エクスプレス〉という、こちらも、ビクター音楽産業お抱え、ジャッキー関連楽曲専用の正体不明バンド!
そりゃ、日本コロンビアも黙っていられなくなったってワケだ。
ビクター音楽産業発売楽曲をカバーせずにいられなくなったのだろう!
でも、日本コロンビアはボーカルを入れず、インストだった。
一瞬、〈ボーカルあり〉ということで、ビクター音楽産業の方が一枚上手か、と思ったりしたが、大体、カバー楽曲は、オリジナルに勝てない!
正直、赤野さんの「ミラクル・ガイ」と「ブロークン・ブロッサム」、そして〈カン・フーエクスプレス〉の「チャイナ・ガール」にはガッカリしたものだ……だってパチソン臭たっぷりなんだもの!
これなら、ボーカル抜きでいいよ!と思っていた。
だから、インストに徹底した日本コロンビアの判断に賛成だったし、〈J.C サンシャイン・バンド〉のインストを、私は気に入ってしまっていた!
ところが……ところがドッコイ!
翌年の1984年!
日本コロンビアは、驚きのアルバムを発表した!
それが、「SONGS FOR JACKIE CHAN ジャッキー・チェン・ビッグ・ヒッツ」だ!
●アナログ(LP)盤●
SONGS FOR JACKIE CHAN
ジャッキー・チェン・ビッグ・ヒッツ
A-1. 成龍拳
A-2. プロジェクトA
A-3. キャノンボール2
A-4. デンジャー・ラヴ
A-5. カンニング・モンキー
A-6. キャノンボールのテーマ
A-7. ドラゴンロード
B-1. 蛇鶴八拳~デンジャラス・アイズ
B-2. マリアンヌ
B-3. さすらいのカン・フー
B-4. ドラゴン・フィスト
B-5. チャイナ・ガール
B-6. ミラクル・ガイ
B-7. ミラクル・ファイター
規格番号 : AF-7294
発売日 : 1984年7月
発売元 : 日本コロンビア
な、な、な、なんと!
前作となる「ジャッキー・チェン パーフェクト・コレクション」収録の〈J.C サンシャイン・バンド〉演奏のインストに、ボーカルをかぶせてきたのだ!!!
つまり、「キャノンボールのテーマ」もボーカル入りなったのだ!
そして、その気になるボーカリストの名は……
藤村 茶々丸 !
バリバリの外国人歌手であるレイ・スティーブンスに対して、おもいっきり日本人の茶々丸さん(なんか、私が書くと、「水曜どうでしょう」の藤村さんみたいな感じになるなぁ……以後、茶々丸さん)をぶつけて来る日本コロムビアの英断に涙が止まりません。
でもね……なんだろ?
この、茶々丸Ver.の「キャノンボールのテーマ」、クセになるんだよ、ものすごく!
特に、この部分!
From sea to shining sea
引用 : レイ・スティーブンス「キャノンボールのテーマ」
作詞 作曲:レイ・スティーブンス 編曲 : 森村献
この後ろの〈sea〉ね!
もう、これでもか!ってな具合に、息が続くまで!ってな具合に、ひたすら伸ばすんだ!
♪ sea〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いぃぃ〜〜〜いぃ!
これが、たまらない!!!
オリジナルのレイ・スティーブンスでも、約4秒なのに、茶々丸さんは約7秒!
長けりゃ良いってワケじゃないけど、これがホント良い!
声の抑揚がたまらない!!!
茶々丸さんに悪いが、初めて聴いた時は、腹を抱えて大笑いしたっけなぁ。
後にも先にも、ジャッキー関連楽曲でこんなに笑った楽曲はない!
しかし、一番聴いているカバー楽曲であることは間違い無い!!!
こんなに、パンチの利いた、オリジナルを凌駕する勢いを持つカバー楽曲なんて、そうそうお目にかかれない!
いや、レイ・スティーブンスの方が格好良いんだけどね。
この茶々丸Ver.には、オリジナルとは違う、どこか奇妙なパッションを感じるんだわ!
こちらもね、1997年10月21日に、CD化 ( COCA-14601 )されて、現在も購入可能だから、気になる方は購入してみて……自己責任でお願いしますよ!
で、あとカバー楽曲といえば、こちら!
●アナログ(LP)盤●
激闘ジャッキー・チェン
JackieChan Great Fight
A-1. プロテクターのテーマ
A-2. プロテクターの勝利
A-3. プロジェクトA
A-4. スパルタンX
A-5. さすらいのカンフー
A-6. クレイジーモンキー
B-1. パワー・オン (効果音入り)
B-2. ドラゴン・ロード
B-3. 続・ジャッキー・チェンのテーマ
B-4. キャノンボールのテーマ (効果音入り)
B-5. キャノンボール・ラン
B-6. ジャッキー・チェンのテーマ
発売日 : 1985年
発売元 : キングレコード
こちらは、インストになるだけど、演奏がね、〈ラリー・ネルソン・オーケストラ〉!
キングレコードお抱えの、日本の楽団だそうです。
コーラスは、〈シャイ〉だって!
何者だ???
アナログ盤の帯によると、効果音には、フェラーリやマセラッティなどのスーパー・カーの爆音なのだそうだ!
車に興味のない私には、まったくもってわからないが……まぁ、普通の日本車ではない、ってのはわかるぞ!
このカバー楽曲は、悪くはないんだけどイマイチ印象が薄いんだよなぁ。
ただ、無駄にスーパー・カーの爆音は利いてたけどね。
やはり、オリジナルに勝てるカバー楽曲は難しいのかもしれないなぁ。
よし、長くなったけど、これにて終了だ!
では、また!
Fanks!!