この間、発掘した数枚のアナログ盤なんだけど……。

汚いなぁ。。。

ホコリや汚れが酷い。

これは、クリーニングしなきゃいけないな。

 

さて、アナログ盤をクリーニングする際に、私が使用するのは、基本的に「」です。

本当なら精製水なんかがいいのかも、だけど、普通に水道水を使用しています。

 

やり方は簡単!

水平な場所に柔らかい布なんかを敷いて、その上に盤を置いて、盤面全体に水を馴染ませます。

で、暫し放置!

あ!

センターラベルは紙だからね、ココは濡らしたら駄目ですよ!

で、放置した後、濡れた盤面をガーゼで拭いてから、プレーヤーで2度ほど再生させて仕上げる、って感じですかね!

放置時間はテキトーです!

 

また、汚れが酷い時は、「台所用洗剤」を使用して洗ったりしますが……滅多に使わないかなぁ。

他にも、カビが酷かったら、エタノールを用意したりしますが……これも、滅多に使うことは無いなぁ。

 

ちなみに、今回は「台所用洗剤」を使用しました。

ホント、酷い汚れだった!

 

でね、ジャケットに損傷が若干あったので、木工用ボンドを使って貼り付けたり、ポスターカラーや油性マジックで色が剥げた部分を塗ったりしました。

 

アナログ盤を、こうしたアナログ手法でクリーニングしたり、修復したりするのは、やはり楽しいです!

 

 

ということで、本題に入りま〜す!

 

 

 

何時からなんだろう???

昔……それこそ、初めて聴いた当時は、疑ってもいなかっし、特に何も思わなかったんだけど……。

 

今日は、ジャッキーファンの……特に関連楽曲に詳しい人だったり、ジャッキーの「声」が大好き、って人に読んでいただきたい。

そして、今回も私の質問に答えて欲しい。。。

 

これだ!

 

蛇形拳伝授(カケ声入り)」の

〈カケ声〉は、誰の? 何時の?

何なの?

 

 

まず、「蛇形拳伝授 (カケ声入り)」を軽く紹介しよう!

ビクター音楽産業株式会社 (以下: Victor) から発売された数々のジャッキー作品のコンピレーションアルバムに収録されていた楽曲!

一番最初に発売された「ジャッキーチェンの魅力のすべて VIVA! JACKIE CHAN」(1982年発売) からラインナップされていた!

 

 

●アナログ(LP)盤●

ジャッキーチェンの魅力のすべて

 VIVA! JACKIE CHAN

 

SIDE.A

1. キャノンボールのテーマ

(マイケル・ホイ、ジャッキー・チェンのセリフと効果音入り)

2. キャノンボール・ラン

(マイケル・ホイ、ジャッキー・チェンのセリフと効果音入り)

3. ミラクル・ガイ

4. ブロークン・ブロッサム

5. ジャッキーチェンのテーマ (セリフと効果音入り)

6. ナンシーの看護 (セリフ入り)

7. チャイナ・ガール

 

SIDE.B

1. さすらいのカンフー

2. 白扇子~ロンドン橋おちた (唄とセリフ入り)

3. タイガーを探しに (セリフ入り)

4. 蛇形拳伝授 (カケ声入り)

5. カンフージョン

6. 酔八仙

7. クレイジーモンキー

 

規格番号 : VIP-28037

発売 : 1982年

販売元 : ビクター音楽産業株式会社

 

 

楽曲の構成は、ジャッキー(?) が何かしらのカンフーの型をやりながら、「ハッ!」等の〈カケ声〉を発していると、「スネーキーモンキー 蛇拳」に使用されていたBGMが流れて来る……と、徐々に〈カケ声〉は小さくなってBGMだけになる……こんな感じだ!……え〜このBGMが、実はなんの映画のなんて曲なのか、今回は言及しません!

 

この〈カケ声〉についての、5W1H が知りたい!

まぁ、「Who (誰)」ってことでは、先に言うと、

 

私はジャッキー本人だと

思っています!

 

ジャッキーの声が好きな人、そうだよね?

まぁ、今、聴いたら声が若いだろうけど!

 

ちなみに、ネットで調べてみたら、同じ疑問を抱いている人……何人か見かけました。

しかしなぁ、どう足掻いたところで、確固たる証拠が無いんだわ!

クレジットが無いんだよ。。。

 

カケ声 by ジャッキー・チェン

 

こんなクレジットさえあればいいんだよ!

だったら、納得するんだよ!

また、何時、レコーディングした!ってな情報があると更に嬉しい!

 

いや、そもそも、だ!

先に紹介したように、この楽曲が初めて収録されたアルバムは「ジャッキーチェンの魅力のすべて VIVA! JACKIE CHAN」!

こんなね、「魅力のすべて」ってタイトルなんだし、帯には「」、「セリフ」、そして「効果音って書いてるんだから、疑う余地は無い、って話なのかもしれない。

だけど……〈カケ声〉とは書いてないんだよな。

もちろん、さっきも言ったけど、どこにもクレジットは無いんだわ!

Victorさん、 忘れましたか?

 

でね、この楽曲は、翌年発売された、やはりVictorさんから発売されたアルバム「新篇 ジャッキーチェンのすべて JACKIE CHAN DIGEST」にも収録されてんだけど……この帯にも、「肉声入り」、「裂帛の気合い」とあるだけで……やはり、〈カケ声〉も無けりゃ、クレジットも無いんだわ!

 

でもさ、当時は知らなかったけど……ジャッキーの「セリフ」とか、「肉声」とかって、映画から収録されたものに関しては……ジャッキーの声じゃないでしょ。

 

あ!

香港映画を知らない人の為に話すと、80年代の香港映画って、基本的にアフレコなんだよね。

で、本人ではなく、別人(声優)さんが声をあててるんだ。

つまり、この頃の映画の中のジャッキーの声は、本人の声じゃない、ってこと!

こんな事実があるから、悩むんだよ!

誰の〈カケ声〉なんだ?ってなるんだよ!

〈カケ声〉が、映画本編から収録されたものならば、自動的にジャッキーの声ではない事になっちゃうからね。

 

でもね……。

このアルバム、楽曲の発売は1982年!

で、1982年までのジャッキー作品に、こんな〈カケ声〉を発する映画、シーンって、私が知っている限りでは無いんだよなぁ。

まさか、前回の Ash の「Kung Fu」みたいに、他の、例えば、サモ・ハン作品からの拝借か?

いや、どっちにせよ、それはない、か。

なぜなら……映画本編からの収録なら、ブォッ!ボッ!等の効果音があってもいい筈なんだけど、それが無い!

雑音も無いように思える!

また、他の楽曲で使用されている映画本編から収録されたセリフ等よりも、明らかにクリアだからだ!

まぁ、もちろん、色んな調整かけたり、効果をかけりゃクリアにはなるんだろうけど。。。

 

だったら、この楽曲用に録音されたのか?って話になるんだけど……その記録というか、記述を読んだことが無いんだよなぁ。

ホント、何度も言っちゃうけど、ジャケットなり、帯なり、ライナーノーツなりに、何時レコーディングしたカケ声 by ジャッキー・チェン ってあれば、ズバッと快傑、もとい、解決なのに。。。

 

でさ、考えてみたんだけど。

この楽曲用に録音されたものなら、すごくレアで貴重で、このアルバムの売りになった筈だよね。。。

この楽曲、というか、〈カケ声〉は初出の筈だから!

でも、そこには一切、触れていない……Victorさん、奥ゆかし過ぎるぜ!

この後、毎年毎年、似たようなアルバムを連発するメーカーとは思えない!

それとも、やっぱり「ジャッキーチェンの魅力のすべて VIVA! JACKIE CHAN」ってことが、文字通りすべてなのかな?

わざわざ、カケ声 by ジャッキー・チェン なんてクレジットは、クド過ぎるって判断か???

 

……いや、やっぱり、ジャッキーの声じゃないのか???

昔、TAmレコードから発売されたブルース・リー関連楽曲の一部の怪鳥音 (アチョー!) が、東宝レコードのプロデューサー・秋山将志さんだったように……Victorのプロデューサーだったとか???

 

駄目だ、もう わからん!

 

 

で、妄想を繰り返す、繰り返す、繰り返す……。

よし!

私なりの妄想を、考えを、ここにキロクしておこう!

 

この〈カケ声〉は、「さすらいのカンフー」のレコーディング時に、録音されたんじゃないのかなぁ〜と。

 

ジャッキーの歌手デビュー第一弾「さすらいのカンフー」は、1981年、やはりVictorさんから発売されたワケなんだけど……。

 

 

●アナログ(EP)盤●

 

SIDE.A

1. さすらいのカンフー

作詞 : 湯川れい子 作曲 : 宇崎竜童 編曲 : 井上鑑

 

SIDE.B

2. キムのテーマ

作曲 : 井上鑑

 

規格番号 : VIPX-1560

発売 : 1981年

販売元 : ビクター音楽産業株式会社

 

 

このレコーディングの時!

さすらいのカンフー」とは別に、バラード曲が用意されていたってのは有名な話だ!

もちろん、「さすらいのカンフー」と同じく、作詞は 湯川れい子さん、作曲は  宇崎竜童さん!

しかし、歌手ではないジャッキーに、いきなりバラードは難しかったのだろう。

残念ながら、このバラード曲は商品化されなかった……。

 

で、私、思う!

ビクターは、このバラード曲に、ジャッキーの〈カケ声〉を重ねる予定だったんじゃないのか、と。

しかし、〈カケ声〉はバラード曲と共に、お蔵入りになった。

でも、〈カケ声〉だけは、翌年になって、「蛇形拳伝授 (カケ声入り)」に使用したんじゃないだろうか、と!

 

実際、「蛇形拳伝授 (カケ声入り)」は、スローで哀愁漂うバラード曲だし、シックリくるじゃないか!

有り得ないこと、ないんじゃないかなぁ。。。

実際、〈カケ声〉が、とても効果的に感じるのは、私だけじゃあるまい!

 

またね、「蛇形拳伝授 (カケ声入り)」の為だけに、〈カケ声〉だけを、単独でレコーディングしたって可能性もあるけど……。

香港でしろ、日本でしろ、この〈カケ声〉だけをレコーディングする為に、多忙なジャッキーがスケジュールをあけた、ってのは考えにくいわな。

 

あと、1982年の春に、声優・石丸博也さんを表敬訪問した時はどうか!

これは「スネーキーモンキー 蛇拳」のアフレコの時らしいけど……。

急遽、ジャッキーの〈カケ声〉を録音した (うまい具合に、録音スタジオだし!) ……とかって考えにくいよね。

……まぁ、偶然にも「スネーキーモンキー 蛇拳」に「蛇形拳伝授(カケ声入り)」って繋がるから面白いけど(笑)

この時、ジャッキーは「ドラゴンロード」のPRの為に来日してたんだ。

そんな、時間的余裕は無かったと思う。

それに、仮にやってたとしたら、写真とか、なんだかの記事が残ってても不思議じゃないからね。

 

まぁ、この、「ジャッキーチェンの魅力のすべて VIVA! JACKIE CHAN」の発売が、1982年の1〜3月だったら、この説はハズレなんだけど。

発売日……わからんのだわ。

誰か教えて!

 

まぁ、何かのインタビューの合間に録音された、って可能性も、確率的にはかなり低いけど。。。

仮に、なにかのインタビューだったとしたら、それこそ、なんの? 何時の?

……う〜ん。

 

どこかに証拠があればなぁ。。。

 

とにかく、この件に関して、絶対的な証拠を握っておられる人がいましたら、是非ともご教授ください。

早急によろしくお願い致します!!!

 

とりあえず、私は旅に出ます!

 

 

Fanks!!