松本にひとり旅した記録を
綴っています。
さて、美味しい珈琲と美味しいパフェをお供に休憩していたら
そろそろお宿のチェックインの時間が迫って来ました。
今宵のお宿
でも、急ぐ必要はないのです。
この日お世話になるのは 松本ホテル花月 。
休憩していた 八十六温館 は 松本ホテル花月 にある喫茶室なのでありました。
八十六温館 があるこちらの棟が 旧館 。
八十六温館 と同じ 旧館 の1Fには
SHOP tsumugu(8:00~19:00)があります。
館外からも館内からも入店できます。
SHOPは通りすがりにチラリと見ただけ。
そして、こちらの棟が 本館 になります。
レセプション、ロビーはこちらにあります。
正面玄関の脇に『花月』と彫られた鬼瓦が飾られていました。
松本ホテル花月 は明治20年創業の老舗ホテル。
この鬼瓦は当時の建物に施されていたものかもしれませんね。
中に入るとフロント脇に素敵なステンドグラスが。
とってもいい雰囲気です。
館内のどこで撮ったか忘れちゃいましたが
お馬のステンドグラスもありました。
こちらは今回の旅の計画をするずっと前から
もし松本に旅行に行く機会があらば絶対ここに泊まりたい
と、目を付けていたお宿なんです。
実現してとても嬉しい!
ロビーです。
松本ホテル花月 には
『民藝に泊まる』というコンセプトがあります。
松本は民芸家具の街として知られていて
松本の日常には民芸精神が今も根付いているそうです。
著名な作家が創作する鑑賞するための美術品は勿論美しいですが、
名もなき職人たちが代々伝え、研鑽を重ね、
生活の中で使うために生み出した民芸が
使い続かれることで磨かれ、輝く・・・
そんな美しさを大切にする松本の民芸精神が
松本ホテル花月 にも息づいています。
ロビーの雰囲気が本当に素敵でした。
ロビーに配されたテーブルや椅子も松本民芸家具のようです。
松本民芸家具の主材料はミズメザクラの木だそう。
堅く、粘り強く、狂いにくいミズメザクラは、
長年の使用に耐え、使い込むごとに益々美しくなり、
その存在感を増していくのだとか。
ブラインドから漏れる日差しに照らされる家具もイイ!
フォトスポットかな?
この時飾られていた鎧は鎌倉時代のものだそう。
外国人観光客の方たちにウケそうですね。
色々古い資料などの展示もありました。
私はレセプションがある 本館 のお部屋をアサインされました。
エレベーターホール脇のステンドグラスの向こうは
レストランでした。
エレベーターの中に飾られていたポストカードには
松本ホテル花月 の 旧館 と松本城がデザインされています。
こちらのホテル、松本城まで徒歩5分ほどの立地なんです。
縄手通りも徒歩5分で、観光にとっても便利!
客室フロアのエレベーターホールにも松本民芸家具(かな?)。
素敵ですねぇ。
さて
ちょっと長くなってきましたので
お部屋の紹介は次回ということに。