今日から夏季休暇がスタートした方も多いことと思います。
最長9連休ですか。
皆さんどんな風にお過ごしになるんでしょう?
災害級の暑さや豪雨が心配な今日この頃。
土地勘のない所にお出かけの方も多いと思います。
どうぞお気をつけて、良い連休をお過ごしください。
さて、
日本でソロ活に勤しんでいる私は
ウォーキングが日課なのですが(今は暑くてサボってます )
いくつかのコースをローテーションで歩いているだけなので
ちょっと景色に飽きてしまいまして・・・。
この日は 新宿御苑 まで歩いてしまいました。
我が家からは片道2時間強ってところかな?
この頃はまだそんなに暑くなかったので、気持ち良く歩けました。
新宿御苑 を訪問するのはすごく久しぶりな気がして、
過去のブログを確認してみたら
最後に訪れたのは4年前のことでした。
バラの見頃は過ぎている時期でしたが、
一応どんなものかバラ園がある 整形式庭園 に向かいました。
プラタナス並木が美しいなぁ。
外国人女性が1人プラタナス並木のベンチで休んでいました。
ここだけ切り取ったら日本じゃないみたい。
じゃあ何処みたい?って訊かれたらわからんのですが。
バラはやはり終盤でした。
でも、今年は京成バラ園で素晴らしいバラを沢山観て来られて
とても満足しているので、終盤でもいいのです。
『バレリーナ』
『マジョリー・フェアー』
新宿御苑 を訪れなかった4年の間に
新しくオープンした施設があるので覗いてみます。
新宿御苑ミュージアム は
2022年12月にオープンした 新宿御苑 の歴史と文化を
映像や音声などでわかりやすく紹介する施設です。
木をふんだんに使った館内はまだピカピカでした。
格子梁が特徴的で素敵ですよね。
新宿御苑 は桜の名所でもありますが、
↑壁に展示されている桜の絵は、
大正時代、新宿御苑 が皇室庭園だった頃に
調査のために当時苑内で見られた桜を描いたものだそうです。
今はもう 新宿御苑 には存在しない品種も描かれているみたいです。
ちなみに
その下には、現在の 新宿御苑 で見られる主な桜の標本が
展示されています。
こちらはメロンの標本です。
明治時代、新宿御苑 は農業試験場で、
日本におけるメロン栽培は 新宿御苑 で始まったんだそうです。
知らなかった!
↑は摂政宮殿下(のちの昭和天皇)が
臣下を呼び出す時に使われたボタンだそうですよ。
ボタンには『武官』とか『侍従』の文字が。
昭和天皇は皇太子時代にゴルフをこよなく愛しておられたそうで、
新宿御苑 内にはゴルフコースもあったようですね。
茶色いゴルフボールは苑内の池から見つかった
池ポチャボールだそうです。
お次は 温室 に行ってみます。
『ムサ・ウェルティナ』
中国南部のアッサム原産のバナナだそうです。
バナナって、下に垂れるように実が生ると思ってましたが・・・
↑こんな風に。(シンガポールで撮影)
上に向いて生る品種もあるんですね~。
実が小さくて軽いから茎が重さに耐えられるからなのかなぁ。
ムサ・ウェルティナ は
バナナの味はしますが、アケビのような食感で、
そもそも果肉がすごく小さいので食べる価値はあまりないそう。
実が赤いのも私たち日本人にはあまり馴染みが無くて面白いですが、
ムサ・ウェルティナ は熟すと
勝手に皮が剥けるという特徴があるらしい面白いバナナです。
ちなみに皆さんアケビって食べたことありますか?
私の生まれ故郷・山形はアケビはとっても身近なフルーツなので、
テレビとかでアケビを見て『これ何ですか?』と言っている人を見て
衝撃を受けたことがあります。
アケビは山形が全国の生産量の大部分を占めているということは
最近知りました。
話がそれました。
(シンガポールで撮影)
(シンガポールで撮影)
シンガポールで見かけた↑の ムサ・オルナタ と似てますね。
実の色は違うけど、ムサ・オルナタ も小さいバナナみたいで、
房が垂れることなく直立のまま生るようです。
進みます。
ハナキリン が沢山咲いています。
たぶん初めて見る花が咲いていました。
何これ?
調べてみたら マイソルヤハズカズラ という名の植物らしいです。
インド原産のつる性植物で、
藤のように垂れ下がる花房は50~100cmほどにもなるんだとか。
私は沖縄に行ったことが無いので見たことなかったですが、
沖縄では庭に植えて藤棚みたいに設えているお家もあるみたい。
沖縄では馴染みのある花なのかなぁ?
『サンゴシトウ』
温室から出た後も知らない花に遭遇しました。
オーストラリアのシドニー植物園で、
アメリカデイゴとエリスリナ・ヘバルキア(和名:さんご豆?)を
交配させて作出した植物だそうです。
知らなかった花を見られるって楽しい。
もう疲れちゃって
また2時間歩いて帰る気力も体力もなくなり・・・
1時間ちょっと散策した後、普通に電車で帰路につきました。