GWに姉と
大阪・京都に行って来ました。
智積院を参拝
三十三間堂 を拝観した後、智積院 を訪問しました。
智積院 は真言宗智山派の総本山です。
こちらも以前訪れた時に観光客が少なく、
静かで落ち着いた雰囲気が心地良かったので再訪しました。
境内のツツジが綺麗に咲いていました。
GW期間中で京都は大賑わいだったにもかかわらず、
この日も 智積院 の美しい境内にはほとんど人がいなくてとっても静か。
落ち着く~。
まずは 金堂 でお参りしたいと思います。
金堂 正面の参道沿いは青紅葉がとても綺麗でした。
宝永2年(1705)春に建立された 金堂 は、
明治15年(1882)に火災により焼失。
現在のお堂は、宗祖弘法大師の誕生1200年の記念事業とし
昭和50年(1975)に建てられたものだそうです。
堂内には昭和の祈りを込めた本尊大日如来の尊像が安置されています。
利休好みの庭
見所のひとつである 名勝庭園 を拝観したいと思います。
こちらは有料拝観エリアとなります。
講堂 に掛けられた五色幕が風にはためく様子が心地いい。
この日はGWにしては暑い1日でした。
でも、お堂の中は風が通って気持ちが良かったです。
名前がわからないけど
この縁側みたいな外廊下、見た目も涼しげですよね。
そして 利休好みの庭 と呼ばれる 名勝庭園 。
豊臣秀吉が建立した祥雲寺(智積院の前身のお寺)時代に原型が造られ、
その後、智積院になってから第七世運敞僧正が修復したそうです。
中国の盧山をかたどって土地の高低を利用して築山を造り、
その前面に池を掘り、
山の中腹や山裾に石組みを配して変化を付けているのだとか。
この美しい庭園、訪れたことはないけれど
見覚えのある方がいらっしゃるかもしれません。
というのも
横浜流星さんが主演のNHK大河ドラマ『べらぼう』の
撮影に使われたんだそうです。
『べらぼう』、私は観たことが無く、
こちらで撮影が行われたことも入口のポスターで初めて知りました。
どんなシーンだったのか気になりますね。
庭園にはツツジが色を添えていました。
もう少し経てば、サツキが綺麗に咲くみたいです。
静かでいい所です。
国宝もお見逃しなく!
庭園に面する 大書院 は、襖絵も見どころ。
長谷川等伯 の 国宝・楓図 の襖絵のレプリカもあります。
その右隣りには 国宝・桜図 のレプリカ。
宝物館 に展示されている本物の方は写真NGですが、
こちらのレプリカは写真OKですよ。
そう言えば、以前訪問した時は古い 宝物館 でしたが、
境内の別の場所に新しい 宝物館 が開館していました。
レプリカではない 国宝 の襖絵もしっかり見てきました。
今はもうだいぶ色褪せてしまっていますが、
描かれた当時はこんな風に色鮮やかだったんでしょうね~。
さて、そろそろランチの時間かな。
つづく