GWに姉と
大阪・京都に行って来ました。
2日目はホテルをチェックアウトして、まず 伏見稲荷大社 を訪れました。
前回の記事では
千本鳥居を抜けて、次の鳥居群の所までやって来た話を書きましたが、
我々はこの鳥居群をちょこっとだけ進んで
脇道に逸れたいと思います。
目印はこの看板。
右端に赤い鳥居が見切れていますが
鳥居を矢印の方向に進んで来ると、右側に先ほどの看板が出ます。
看板の所で鳥居を離脱してこちらの道へ進みます。
こんな感じの山道を登って行きます。
ヤマツツジが綺麗に咲いていました。
山道かぁ・・・ と思われた方、
ご安心ください。
ほんの2~3分で目的地である 伏見神宝神社 に到着です。
ふしみかんだからじんじゃ と読みます。
『十種神宝(とくさかんだから)』の『神宝』から名付けられたそうです。
ちなみに『十種神宝』とは
* 沖津鏡(おきつかがみ)
* 辺津鏡(へつかがみ)
* 八握剣(やつかのつるぎ)
* 生玉(いくたま)
* 死返玉(まかるかへしのたま)
* 足玉(たるたま)
* 道返玉(ちかへしのたま)
* 蛇比礼(おろちのひれ)
* 蜂比礼(はちのひれ)
* 品物之比礼(くさぐさのもののひれ)
の事を指し、
これらは古代日本の神話に登場する宝物で、
饒速日命(にぎはやひのみこと)が天降りする際に
天神御祖(あまつかみみおや)から授けられたとされているとのこと。
よくわからんけど。
御祭神は、天照大御神と稲荷大神。
こちらの神社で頒布されている ペンダント型のお守り が
なにやら凄い(とてもご利益がある)という話を、
体験談と共に同僚から聞いた姉が自分も欲しくなったようで、
今回参拝に訪れることとなったのでした。
そして、それを姉から聞いた母も欲しくなったようで、
おつかいを頼まれました。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが
そのお守りは純銀製のものが10000円で、銅製が5000円だったかな?
だいぶお高いですが、一生もののお守りだそうです。
姉は銅製のものを拝受していました。
沢山の絵馬が納められているのは摂社 龍頭社 。
山の地主神である龍頭大神が祀られています。
「龍頭」は「りゅうず」と読み
西陣織の横糸を掛ける金具を意味することから
衣を守護する神様であり
人の六根を清め、けがれた衣を脱皮させるとも言われています。
本殿の奥にあるのは
霊山である稲荷山を遥拝する 稲荷山遥拝所 。
鳥居の下に鎮座するのは
たけのこ石 と呼ばれる御神石です。
こちらが境内で最も強いパワースポットであるとのこと。
おもかる石 もありました。
伏見稲荷大社 の人の多さとは対照的に
とても静かで穏やかな空気が流れる神社でした。
余談ですが
帰りの山道で『ニホンジンデスカ?』
とインバウンドの方から声を掛けられました。
道を訊かれるのかな?と思ったら、
山道に設置されてあったこの周辺で見られる野鳥を紹介する案内板の
シジュウカラ の『シ』の文字を指差し
『コレハ、し?つ?』と質問されました。
教えてあげたら
『ムズカシイネ~ アリガト~』と去って行かれました。
確かに、外国の方にとっては難しいでしょうね~。
それにしても勉強熱心なお方だ。
わからないと思った時、
近くの人を捕まえてすぐ解決しようとするその行動力・・・
尊敬しちゃいます。