姉と大阪に行って来ました。
ランチの後 露天神社(つゆのてんじんじゃ) にお参りに行くことに。
Apple Mapsのナビを頼りに神社を目指していると
お初天神通り という商店街にたどり着きました。
露天神社 は お初天神 という通称名でも知られています。
商店街のビルの隙間に 露天神社 の入口を発見。
私たちはこちらから境内にお邪魔しましたが
こちらは表門ではなかったみたい。
表門には立派な鳥居が建っていました。
先ずは手水で清めてお参りを。
露天神社 の社名は
菅原道真 がこの地で詠んだ歌
「露と散る涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば」に因るそう。
御祭神は
少彦名大神・大己貴大神・天照皇大神・豊受姫大神・
菅原道真公・神牛舎。
社殿の前には大きな お伽き犬 。
1703年に 露天神社 で実際にあった心中事件を題材とし
近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書いたのだとか。
物語の主人公は
遊女だった お初 と商家の使用人だった 徳兵衛 。
2人は恋仲にありましたが お初 は結婚相手を選べる立場になく
また 徳兵衛 も商家の主人が勝手に縁談を進めており
2人は悲しい決断をすることに。
2人の情死を劇化した人形浄瑠璃は人々の涙を誘い
当時、民衆の間で大変な評判になったそうです。
そして今では
恋の成就 を願う多くの人が訪れるところとなりました。
そんな訳で 恋人の聖地 にもなっています。
絵馬のデザインも お初 と 徳兵衛 。
沢山の方が良縁を願って絵馬を奉納していました。
お初 と 徳兵衛 顔はめパネルもありましたよ。
道祖神も お初 と 徳兵衛です。
こちらの奥には 曽根崎心中 お初徳兵衛 ゆかりの地 と刻まれた
石碑がありました。
境内末社の 開運稲荷社 。
御神徳は商売繁盛・五穀豊穣・皮膚病治癒。
同じく境内末社の 水天宮・金刀比羅宮 。
御神徳は安産・児童守護・交通安全・水関係職種の守護。
大きな 子安戌 かわいいですね。
御朱印もいただいてきました。
種類が沢山ありましたが、私は お初 と 徳兵衛 デザインを拝受。
書置きでシールになっているので
御朱印帳に貼り付けるのが簡単でとても良かったです。