お国変われば洗濯事情も変わります
シンガポールで生活している中でよく見かけるのがこんな風景。
シンガポール人の8割が暮らしていると言われる
HDB(公営住宅)の 洗濯風景です。
あそこにインナーバルコニー的な空間があるのかはわかりませんが、
HDB の多くは、
こんな風に 物干竿を外に突き出す 方式が一般的なようです。
こ・・・ 心許ない・・・
強風が吹いて飛ばされちゃったら一巻の終わりですよね。
下の階の物干竿に引っかかったらラッキー!
だけど、その家の人と交流がなければ気まずい。
それに
飛ばされた 洗濯物 によって事故が起きる可能性もありますよねぇ?
そんなこんなで
シンガポール政府もこれはよろしくないと思っているようで、
比較的新しく建てられた HDB ではこの方式ではなくなっているそうです。
一方
我が家を含む外国人駐在者の多くが暮らす コンドミニアム には
予め 洗濯機&乾燥機 が備え付けられていることがほとんどなのだそう。
我が家には 乾燥機 無かったけどね・・・。
そして、
シンガポールは水資源が少ないため、節水への関心が高い国のようです。
そのため、水の使用量が少ない ドラム式洗濯機 が主流とのこと。
我が家のは ドラム式洗濯機 じゃなかったけどね・・・。
オーナーが外国人とか?
ちなみに天井には 室内干し用 のラックが設置されているので
ここに干してね! って事なのだと思いますが・・・
けして日当たりが良いと言えない室内で、
しかもシンガポールは湿度が高いので、
あの嫌~な生乾きの臭いが多々発生・・・。
一応窓はかなり開くようになってますが、
窓を開けておくと 招かざる客 が侵入する危険があるので、
我が家は閉めっぱなしです。
あ、招かざる客 というのは G とか Y(ヤモリ)です。
まぁ、窓閉めっぱなしでも入って来るのだけど・・・。
我が家には建物の表側に日当たりのよいバルコニーがありますが、
景観の視点からきっとこっちに干しちゃいけない決まりがあるんでしょうね。
海外の住居って、
洗濯物 を干すスペースが建物の裏(もしくは室内)にある事が多いですよね。
もし、バルコニーに干すのがOKだったとしても、
突然スコールがやって来るシンガポールでは
おちおち外出もできないか~。
結局我が家は乾燥機を購入し、
オーナーさんの許可を得てここに設置することで 洗濯問題 が解決。
痛い出費はありましたが、
洗濯 のストレスがなくなったので良しとしましょう!
日本に帰ってくる時は、そのまま置いて来れるようオーナーさんに相談しよう。
絶対にあった方がいいものなので、
「いらない」とは言われないでしょう。