夏旅、第二弾の行先は 栃木県 。
2日目は 那須高原 から 日光 に移動します。
が、その前に
前日に休館日で見学できなかった美術館に訪問しました。
藤城清治美術館
ここ、ずーーーーっと訪問したかったんです!!!
何度も訪問しようと思って公式ホームページを覗いていたのですが、
随分長い期間休館のお知らせが出ていて
なかなか訪問の機会が巡って来なかったのです。
藤城清治美術館 は
1994年に旧ニキ美術館として建てられた既存建物と、
敷地内に存在していた明治期の 長屋門 をリノベーションしたそうです。
また 藤城清治 氏が長年その構想を温めてきたチャペルを当庭園内に新築。
那須高原の自然を含め
約2000坪の敷地(庭園)内に存在する全ての要素を
藤城清治 氏の世界観として再編集したのだとか。
ちなみに
ご存知ない方のために簡単に説明すると、
藤城清治 氏は今年 100歳 の誕生日を迎えられた
現役の影絵作家 さんです。
凄いですよね~。
何年か前に山梨の 昇仙峡 にある
昇仙峡影絵の森美術館 を訪問したのですが、
そちらにも 藤城清治 氏の作品が沢山展示されていて
それを見た私たち夫婦は、すっかりファンになったのでした。
先ほどの 長屋門 から美術館の建物までは
このような緑の中を通って行きます。
道沿いのあちこちで 藤城清治 氏の影絵のキャラクターたちが
道案内してくれているようです。
教会 の案内板がありました。
まずはそちらを見学してみます。
赤レンガの小さな教会です。
教会の前にもキャラクターがいました。
劇団木馬座 という幼児・児童向けの人形劇団があるらしいのですが、
その 劇団木馬座 は、
1946年に 藤城清治 氏が中心となって結成されたのだとか。
先ほどから道沿いに居たカエルや↑(たぶんモグラ)は
その人形劇に登場したキャラクターのようです。
教会 の中も見学することができます。
可愛いステンドグラスが目を引きます。
このステンドグラスも 藤城清治 氏がデザインしたそうです。
挙式やフォトウェディングを行うこともできるそうですよ。
建物が見えてきました。
こちらの建物はカフェやショップがある建物かな。
そして、こちらが美術館の入口です。
自動ドアの絵が可愛い~。
内側の絵はカエルさん。
さてさて
残念ながら展示室の中は写真撮影不可なので紹介できませんが、
そこにはうっとりするような世界がありました。
ポストカードを購入して来たので
そちらだけご紹介。
東日本大震災の復興への願いを込めた作品も数多くありました。
旦那さんはクリスマスがお好き。
猫もお好き。
猫をモチーフにした作品が多いのは 藤城清治 氏が猫好きだから。
今もアビシニアンの愛猫と暮らしておられるそうですが、
その前にもアビシニアンの「ラビー」という愛猫がいたそうです。
都内に 藤城清治 氏がプロデュースした
「ラ・ビーカフェ」というカフェがあるらしく
調べたら我が家から徒歩30分ほどのところでした。
私のお散歩コースの近くみたい。
カフェには 藤城清治 氏も休憩しに来られるそうで、
なにぶんご高齢なため、感染症予防のためにカフェは
会員制(有料)&予約制になったようです。
有料の会員制とは言え気になるので
ちょっと詳細を調べてみようかなと思っているところです。
そして何やら 第2美術館 の設立準備中のようです。
完成したら行かなくちゃ!