夏旅・第2弾は 栃木県 へ。
今は仕事でなかなか長期休暇が取れないので、
近場を2泊3日で楽しんで来ました。
1日目に向かったのは大好きな 那須高原 。
高原 て涼しそうなイメージありますよね~。
毎日こうも暑いと、避暑したくなるってものです。
が
那須高原 が避暑地だったのは、もはや過去の話のようです。
那須高原 は標高約1000mほどの所にあり、
ネットの情報などによると
暑い夏は涼しい那須高原がおすすめ!
みたいな記事があふれていますが、
実際のところ、私たちが訪問した時は普通に32~33度くらいの気温でした。
確かに、我が家がある都内よりは若干涼しいかもしれませんが、
期待していたものとは程遠い・・・。
たまたまこの時期が暑かっただけかな?と思ったら
翌日移動した地域の方から
那須高原暑かったでしょう?今は昔みたいに涼しくないんですよ。
と教えてもらいました。
なんか、そうらしいです。
そんな訳で
屋外にいると、ちょっと動いただけで滝汗が流れ落ちそうなので、
今回は 美術館・博物館めぐり と決め込みました。
前置きが長くなってしまいましたが、
まず最初に訪れたのは、私たちの大好きな美術館です。
何度も訪れていますが、今回は2年振りです。
美術館を囲むこの石積みの塀が素敵なんですよね。
こちら 那須ステンドグラス美術館 は
中世の貴族の館が残るイギリスのコッツウォルズ地方にあるマナーハウスをモチーフに
建物の資材をはじめ、工法まですべて本物にこだわって建てられているそうです。
とても素敵な建物なので
どなたの設計なのだろうと気になっているのですが、
公式HPでもそのような情報は見つけることができませんでした。
とある記事には 隈研吾氏 の建築だと書かれていましたが、
その方が書いた記事以外で彼の設計だと書いてある記事は見つけられず。
私はこの情報は間違っているのでは?と思っています。
那須高原 で 隈研吾氏 の建築と言えば
石の美術館 が有名ですが・・・・
那須ステンドグラス美術館 もそうなのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください!
さて!
薄暗い館内には至る所に美しいステンドグラスのランプが展示してあります。
どのランプがそうかは1つ1つ確認してませんが、
その多くは リチャード・リー氏 の作品だそうです。
ティファニーランプに影響を受けた彼は
アメリカで10年間ティファニーランプについての知識を学び、
その後ドイツで会社を設立。
そこでオリジナルのステンドグラスランプを作ることに成功したのだとか。
建物内に普通の窓あるのかな?と思うくらい
どの窓にもステンドグラスが施されています。
いやホントに。
普通の窓を見た記憶がないです。
館内に配されるステンドグラスは
1800年代中心のアンティークステンドグラスだそうです。
セント・ガブリエル礼拝堂
館内には2つの礼拝堂があり
礼拝堂に配されるステンドグラスには特に目を奪われます。
セント・ラファエル礼拝堂
祭壇上部のバラ窓。
A.D.1893年、イギリスで製作されたものだそうです。
側面にあるイエスの生涯を描いた聖書の風景は圧巻。
A.D.1920、アメリカで製作されたものだそうです。
今は色んなデザインのステンドグラスがありますが、
元々はキリスト教を教えるために
教会の窓などにガラスで絵を描いたのが始まりと言われていますので、
アンティークステンドグラスは
宗教的な意味が込められた柄ばかりなのでしょうかね。
鹿の毛の感じとか
ガラスでできているとは思えないわぁ。
あ!右上の窓!!!
もしやあれは普通の窓では?(笑)
旦那さんは、自宅をこんな感じにしたいと言ってましたが・・・
いやいや、落ち着かないわ。
販売されているランプたち。
綺麗だなーとは思いますが、欲しいなーとまでは思わない私です。
お値段もなかなかですしね。
私には硝子細工の飴ちゃん1個400円で十分。
これ、箸置きにしようと思って購入しました。
昭和っぽくて可愛くないですか?