7月に姉と 名古屋旅行 に行って来ました。
名古屋ポートビル の展望室で名古屋港界隈の景色を楽しんだ後は、
名古屋海洋博物館 にやって来ました。
と言っても
名古屋港ポートビル の7階から3・4階に下りてきただけ。
快適。快適。
名古屋港は日本一の国際貿易港。
博物館に入ってすぐの所には
飛島ふ頭にある日本初の 自働化コンテナターミナル を
100分の1の大きさで再現した電動模型があり、
入館者の興味を引いていました。
模型のボタンを押すと
コンテナをトレーラーに積んで船の傍まで運び、
そこからコンテナを船に積み込むまでの流れが見られます。
ちなみに、「自動化」ではなく「自働化」。
完全なる機械化ではなく
ターミナルの管理棟からオペレーターが遠隔操作しているのだそうです。
ただ、遠隔操作が必要なのは一部の作業のみなのだとか。
名古屋港って最先端の港なんですね。
「船の歴史」のコーナーには
もっとも原始的な船である「いかだ」から古代や大航海時代の船、
近代の汽帆船を経て現代に至るまでの船の模型が並んでいます。
8~11世紀頃の北欧のバイキング船。
甲板は無く、マストは1本。
無風の時はオールで進んでいたそうです。
何だか心もとない構造のように見えますが、
これでも外洋航海に耐えられる造りらしく、
大西洋を横断して北アメリカまで達した記録があるそうです。
コロンブスが大西洋横断の際に使用した「サンタ・マリア」。
前マストには小型の角型の横帆、主マストには角型の横帆、
後マストには三角の縦帆を備えています。
コロンブスはこの船で
キューバやハイチなどの島々を発見したのですねぇ。
ペリーの黒船艦隊の旗艦「サスケハナ」。
皆さんは「サスケハナ」の名前の由来をご存知ですか?
私は何だか日本的な名前だなーと思っていたのですが
(以前飼っていた我が家のコーギーさんの名もサスケでしたので )
ペンシルベニア州を流れる「サスケハナ川」から取った名前なのだとか。
この川の周辺で暮らしていた先住民族(インディアン)は
「サスケハナ族」と呼ばれるようになったそうですが、
彼らの言葉で「サスケハナ」は「広く深い川」を意味するんだそうです。
名古屋港から世界へ運ばれていくものや
逆に世界から名古屋港に運ばれてくるものを紹介するコーナーだったり、
写真は撮ってませんが
制服を着て名古屋港の仕事体験ができる
子供に人気のコーナーもありましたよ。
名古屋港ガーデンふ頭 で1日楽しむことができました。
まだちょっと早いけど
ホテルに帰ってゆっくりしたいと思います。