5月のゴールデンウィーク明けに
伊香保・軽井沢旅行 に行って来ました。
今年初の国内旅行旅行でした。
最初に訪れたのは
伊香保 の温泉街から車で5分ほどの所にある
原美術館 ARC
元々は ハラ ミュージアム アーク という名称で、
品川区にあった 原美術館 の別館として開館した美術館でしたが、
東京での活動を終え
原美術館 と ハラ ミュージアム アーク を統合。
原美術館 ARC と改称し、2021年にリニューアルオープンしたそうです。
敷地内に植えられたツツジが満開でした。
シンプルながらもとってもお洒落な建物は
磯崎新 さんが手掛けたそうです。
伊香保グリーン牧場 に隣接する緑豊かな場所に溶け込む
素敵な美術館でした。
エントランス前にあるハートの作品は
ジャン=ミッシェル オトニエル の「kokoro」。
展示室はギャラリーA・B・Cと特別展示室「觀海庵」から成ります。
受付で展示作品のリストがいただけ、
そのリストを見れば
どの作品が撮影可で、どの作品が撮影不可かが分かるようになっていました。
ちなみに
訪問したのがゴールデンウィーク明けということで
来館者はほとんどおらず、
ほぼ貸切状態で鑑賞することができました。
展示作品を少しだけご紹介。
佐藤時啓「光一呼吸」 ピグメントプリント
名和晃平「PixCell [Zebra] 」 ミクストメディア
戸谷成雄「森Ⅱ」 木・灰・アクリル絵具
奈良美智「My Drawing Room」 ミクストメディア
奈良美智 さんという名前を聞いてもピンとこなかった私ですが、
作品を観たら 嗚呼!この絵を描く方か! と気づきました。
実は勝手に女性アーティストと思い込んでいたのですが、
奈良美智(なら よしとも)さんは男性だったのですね。
失礼いたしました。
特別展示室「觀海庵」はちょっと離れた所にあり、
そこに行くまでに気持ちいい通路を通ります。
通路からは、こんな気持ちのいい景色が見渡せます。
この日の天気予報は雨。
ここに来るまでは辛うじて雨は降っていませんでしたが、
アート鑑賞している間に段々と雲行きが怪しくなってきました。
青空だったら、この景色ももっとずっと美しかったに違いありません。
三島喜美代「Newspaper -84-E」 セラミック・シルクスクリーン
林登科(りんでんけ)「藻魚図」
清時代・道光元年(1821)の作品。
作品解説によると、職業画家が描いたにしては稚拙な表現で、
素人が手すさびに描いたものと推測される作品だそう。
え。これが素人の作品?!
「角力図屏風」
須田悦弘「水仙」 木に彩色
屋外にも色んな作品がありました。
アンディ・ウォーホル「キャンベル トマトスープ」
鋼板にエナメル絵具で描かれています。
アンディ・ウォーホル 氏の作品は好きなので、
ここでも見られて嬉しいです。
傍に建つカフェと比べるとその大きさが伝わりますかね?
のんびり静かにアート鑑賞。
とても有意義な時間を過ごすことができました。