3月に成田に行った日
東京に帰る前に 栄町 にある 千葉県立 房総のむら に立ち寄りました。
「房総のむら」とは
房総の伝統的な生活様式や技術を来館者が直接体験するとともに、県内各地から出土した考古遺物や、武家・商家・農家などの展示を通して歴史を学んでいただくことを目的とする博物館です。
みる・きく・かぐ・あじわう・ふれるの五感を通して、房総地方に古くから伝わる文化への理解を深めることができます。また、「春のまつり」をはじめとした、四季折々のまつりや演武、民俗芸能の上演、企画展など数多くの催しを実施しています。
(公式HPより引用)
房総のむら にあるこの 商家の町並み をテレビやネットで見かけて
何度か千葉方面に遊びに行った時に立ち寄ろうとしたことがあったのですが、
その場の思いつきで訪問したため
いつも休館日というね・・・。![]()
それはみごとにいつも。
(1回失敗したら次は行く前に調べようよって話)
商家の町並み エリアは
江戸後期~明治初期の房総の町並みが再現され、
商家16軒と旅館の外観を再現した総合案内所が建ち並んでいます。
紙の店「平群屋」
このお店では 張り子の絵付け 体験ができるようです。
お店の一角に作業スペースがありました。
畳の店「安房屋」
房総のむら は 体験博物館 と言われるように、
他にも色んな体験ができるようです。
*ばらっぱ饅頭づくり
*太巻き寿司づくり
*そば打ち
*べっこう飴づくり
*張り子の絵付け
*左官の技体験
*和ろうそくづくり
*竹細工講習会
*足半づくり
*安房のお飾り(正月飾り)づくり
*上総のお飾り(正月飾り)づくり
代表的な演目だけでもこんなに沢山あるそうですよ!![]()
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体験は当日予約できるものと事前予約が必要なものとがあるようです。
往復はがきで応募して抽選になる演目もあるみたい。
また、体験できる演目は毎日異なり時間も決まっているので、
何か体験してみたいという方は
ご訪問の前に公式サイトで演目やスケジュール、
予約方法に参加費など調べてからお出かけください。
瀬戸物屋「すゑや」
我が家は旦那さんが団体行動できない人なので何も体験しませんでしたが、
昔の町並みを眺めて散策するだけでも十分楽しめましたよ。
木工所「長柄屋」
薬の店「佐倉堂」
そば屋「いんば」
こちらは実際に営業しているおそば屋さんです。
私たちは既にお昼を食べていたので入店しませんでしたが、
こんな雰囲気のあるお店、入ってみたかったな~。
商家の町並み には稲荷神社もあります。
別のエリアには 武家屋敷 や 農家の家 も建っています。
庭先には竹馬など昔の玩具が置かれていて
自由に遊ぶことができます。
写真は撮ってないのですがコマもあって
中高年のおじ様たちが、こぞって興じておられました。
皆さん子供の頃には上手に遊んでいた世代だと思いますが
勘が戻らず結構皆さん何処かにコマを吹っ飛ばしたりしてました。![]()
のどか・・・。![]()
資料館もあるようなので覗いてみましょう。
風土記の丘資料館 です。
風土記の丘資料館 の周辺には
国指定史跡「龍角寺古墳群・岩屋古墳」があり
こちらはそのガイダンス施設としての役割をしているとのこと。
遺跡の宝庫であるこの地域から出土した様々な遺物が
沢山展示してありました。
房総のむら の入場料は一般大人が300円。
高校生・大学生は150円。
中学生以下と65歳以上は無料。
さすが県営施設。
それだけでも随分と良心的な入場料だと思うのですが、
その入場料を支払えば、こちらの資料館も見学することができるとは
なんとお得な。
写真はあまり撮ってませんが、
資料館もなかなかの充実ぶりでしたよ。
他でこの規模の資料館を見学しようと思えば、
500~600円は普通にかかるでしょうね。
最後に竪穴住居を見学。
古墳時代の竪穴住居を再現したもので、
モデルとなったのは7世紀初めごろの竪穴住居跡だそうです。
中はこんな風になってました。
地面を掘って居住空間が造られているので、
外から見たイメージより天井が高いです。
房総のむら は色んな事を学びながら楽しめる
とってもいい施設でした。![]()
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