2泊3日で
山形・宮城旅行に行って来ました。
3日目
瑞鳳殿 を拝観した後にやって来たのは、仙台うみの杜水族館 。
到着する頃には雨もやみ、少し青空も見え始めました。
仙台うみの杜水族館 は、
2015年に閉館した マリンピア松島水族館 の後継施設として、
同年に開館した水族館です。
マリンピア松島水族館 は、小学生の頃に訪問したことがありますが、
仙台うみの杜水族館 は今回が初訪門。
ずっと訪問してみたかった施設なので、楽しみにしていました。
チケットのデザインが可愛い。
ウェルカムホールを抜けると、
日本のうみ・東北のうみ ゾーンがはじまります。
頭上の水槽にぶら下がっているのは マボヤ です。
本当は朱色をしているらしいのですが、光の加減で黒く見えてます。
ホヤ の主な産地は、北海道と 宮城県 なのだそうです。
皆さんは ホヤ を食べたことがありますか?
私はありません。
好き嫌いがハッキリ分かれる大人の味がすると聞きますね。
子供舌な私は、たぶんダメだと思うなぁ・・・。
別の水槽にはこんなのもぶら下がっていました。
牡蠣 です。
リアス式海岸である三陸の海岸。
その複雑で入り組んだ海岸は波を穏やかにし、
松島湾を代表とする内湾での養殖業を盛んにしました。
代表的なのは、牡蠣 の養殖です。
こちらは 牡蠣 の稚貝を付着させる段階に用いる 採苗器 というものだそうです。
牡蠣 の養殖の仕方は、日本とフランスでは少々違います。
日本では、ホタテ貝 の殻に穴をあけてロープを通した 採苗器 が使われます。
1連あたり、70枚ほどの ホタテ貝 の殻を使うのだそうです。
一方、フランスでは、
クペール というプラスチックのお皿のようなものが使われるのだそうです。
1960~1970年代にフランスで 牡蠣 の疫病が流行り、
養殖の 牡蠣 が壊滅に瀕する被害を受けたそうです。
その際、三陸の 牡蠣 がフランスに渡り、
その事態を救ったという歴史があるそうです。
そして、2011年に発生した東日本大震災の際には、そのお返しとして、
牡蠣 の養殖に必要なブイやロープ、フランス式の クペール などの資材が、
三陸の養殖・漁業関係者に手渡されたのだとか。
素敵なお話です。
巨大水槽で泳ぐ イワシ の群れにも感動!
見事にトルネードをつくりあげていました。
イワシ の群れには、右回りの群れと左回りの群れがあるそうです。
泳ぐ方向がどうやって決まるかはわからないらしいですが、
一旦泳ぐ方向が決まってしまえば、逆回りになる事はないそうです。
例えば、
既に右回りの イワシ の群れが泳ぐ水槽の中に、
新たに群れを追加して、その新しい群れが左回りを始めたら、
同じ水槽の中で2つの群れがまじりあうことはなく、
水槽の中で上下に分かれたりしながら、逆方向で泳ぐんですって。
野生環境では、最大10億匹とも言われる大群もいるそう。
同じ方向で泳ぐ群れ同士が合体、合体を繰り返して、
そんなに巨大な群れをつくりだすのですね。
イワシのトルネード、いつまででも見ていられるなぁ。
つづく
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