2泊3日で
山形・宮城旅行に行って来ました。
2日目
仙台万華鏡美術館 を見学した後は、
今宵のお宿までのんびり徒歩で戻ることに。
木々の間から 名取川 を眺めながらてくてく。
この辺りは、名取川 が秋保石を侵食して作られた
奇岩奇勝が2kmほど続く 磊々峡(らいらいきょう)と呼ばれる渓谷です。
↑は お粂が淵 と呼ばれるところです。
昔々・・・
大店(江戸浅草蔵前反物問屋)の1人娘と思われるお粂という娘と、
その店で働いていた思われる新助という男が駆け落ちをし、
秋保温泉 まで逃げてきたそうです。
疲れたお粂は、当面の逃走資金として持参していた50両を新助に預け、
身を乗り出して 磊々峡 を眺めてました。
すると新助は、後ろからお粂の背中を押して 磊々峡 に突き落とし、
50両を奪って逃走したのです。
翌日、恨みに満ちた形相のお粂の水死体が発見されました。
以来、若い男性が通るとお粂の霊が出るとか・・・。
新助の行方は分からなかったのですが、
最終的には新助も自ら 磊々峡 に身を投じ、お粂が淵 に流れ着いたとか。
磊々峡 沿いには、約1kmに渡って遊歩道があり、
遊歩道への入口が何ヶ所かあります。
遊歩道の端っこの↑の入口から入ってみようと思ったら・・・
熊の目撃情報あり。
今年は全国各地で熊被害がとても多いですよね・・・。
私の生家もそうですが・・・
山の近くにお住まいの方や、登山などによくお出かけになる方、
お気をつけくださいね!
まぁ、そんな訳で・・・
少し人気の多い所まで車通りがある道を進んで、
そこから遊歩道に入っていくことにしました。
秋保グランドホテル の駐車場の隅にも、磊々峡 遊歩道の入口があるのです。
矢印の方へ進みます。
遊歩道へ途中から合流する入口ですね。
この付近まで来ると、観光客もそれなりに多く散策しているので、
熊も滅多なことでは近づいて来ないでしょう。(たぶん)
遊歩道はこんな感じです。
歩き易い靴で散策することをおすすめします。
もみじの紅葉は、まだちょっと早いようでしたが、
↑何かの木は赤く色付いていましたよ。
我が家が訪問した時期、秋保温泉郷 では、
アキウルミナ2023 というイベント開催中で、
磊々峡 のもみじをライトアップしたり、
近くの公園では、ナイトミュージアム と称して
オランダの若手クリエイティブ集団による幻想的な空間演出が見られるとのことで、
暗くなったら行ってみようと計画していたんですけどね・・・。
一旦お宿のお部屋で寛いじゃうとダメですね。
外に出るのが嫌になっちゃって・・・。
右奥に小さく写っているのは 三筋滝 。
正面がそれですね。
そして↑が、時雨滝 。
時雨滝 の右側の岩が 八間巖 と呼ばれているそうです。
他にも見所はあるはずなんですが、
予習せずに行っちゃったので、色々見逃しちゃってます。
そして、ここで 磊々峡 遊歩道の散策を終了。
こちら のぞきばし から
ちょっと話題の映えスポットが見えるのですが、
こちらも予習不足で見逃したよね・・・。
近くにいい感じのカフェがありましたが(黒い建物)、
そろそろお宿のチェックインができそうな時間になったので、
おとなしくお宿に向かいます。
つづく