2泊3日で
山形・宮城旅行に行って来ました。
2日目
2日目の午前中は、山形市内にある 霞城公園 へ。
霞城公園 は、山形城跡 を整備した都市公園です。
公園には車ですーいすいと入って来たので、
お堀やら土塀やら門の写真を撮ることができていなかったので、
一旦門の外に出てみることにしました。
※↑の園内マップは山形市のHPよりお借りしました。
車は 北門 からしか入れないみたいですね。
こちらは 二ノ丸東大手門 。
山形城 は、本丸(2.83ヘクタール)・二ノ丸(27.99ヘクタール)・
三ノ丸(234.86ヘクタール)を、
三重の堀と土塁で囲まれた輪郭式の平城で、東北では最大なのだそうです。
二ノ丸 のお堀です。
ちなみに、
現在の 山形市 の中心市街地の大部分が 三ノ丸 の範囲に含まれ、
この規模は、姫路城 の外郭よりも広いんだそうです。
知らなかった!
お堀沿いには桜の木が植えられていて、
春にはお堀に覆いかぶさるように桜が咲いて、
本当に綺麗なんですよ。
すぐ傍をJRの線路が通っています。
私は 山形駅 より北へは電車や新幹線で行ったことが無いのですが、
車窓からも石垣や門が見えるんじゃないでしょうかね?
門をくぐって中へ。
二ノ丸東大手門 櫓門 。
明治初期の資料をもとに、現存する石垣から寸法を割り出し
復元したそうです。
二ノ丸 の内側から撮った 櫓門 です。
櫓門 に使われている冠木(2本の支柱の上の横向きの木材)は、
長さ13.8m、幅54cmの巨大な部材。
これだけのサイズで、節の少ない国内産の木材を調達することが難しかった為、
台湾から「台湾檜」を取り寄せたのだそう。
石垣には馬見ヶ崎川で採掘された玉石(安山岩)を割った石材を用い、
割り面を前面に利用しているんだとか。
こちらは、本丸一文字門 。
長い歳月を経て見事に復元されましたが、本丸 は現在も復元工事が続いているようです。
橋の向こう側は、↑あんな風になっているみたいです。
正面の門は 高麗門 。
ネットには門が開いている様子を写真に収めている方も多くいらっしゃるようですが、
私が訪問した時は、門は閉められ橋も渡れないようになっていました。
この橋は 大手橋 というそう。
こちらの石垣の最下部から6~7mまでは、
発掘調査で発見された残存石垣を積み直して復元しているそうです。
最下部から最上部までは13mくらいあるみたい。
本丸一文字門 の近くには、こんな風に大きな石が並べられている所が。
何だろうと思ったら、
山形城 の石垣石の加工技術を紹介するものでした。
山形 に住んでいた時は、全然興味が無かったのに・・・
長く離れていると色々興味が湧いてくるものですね。
長くなってしまったので一旦ここで終わりますが、
霞城公園 内の見所はまだあるので、次回も続きます。