日帰りで軽井沢に行って来ました。
軽井沢タリアセン にある 睡鳩荘(すいきゅうそう)。
昭和6年 W.M.ヴォーリズの設計により建てられました。
帝国生命や三越の社長を務めた朝吹常吉氏の別荘であったのち
常吉氏の長女でありフランス文学者でも有名な朝吹登水子氏が
夏場を過ごすための山荘としてこの建物を引き継いで使用したそうです。
バルコニーに人の姿が見えます。
睡鳩荘 は 軽井沢タリアセン の入園券で内部を見学することができます。
軽井沢タリアセン には何度も訪問しているのですが
実は 睡鳩荘 の内部を見学したことがありません。
いつも 軽井沢タリアセン を訪れると
塩沢湖 越しに見える 睡鳩荘 の写真を何枚も撮り
その後 塩沢湖の湖畔をぐるっと散策して
最後に 睡鳩荘 の方にやって来るのですが
そこまで行くと 旦那さんは既に 軽井沢タリアセン を出る気満々で
睡鳩荘 への興味を失っているんですよね。。。![]()
今回も見事にそのパターンでした。![]()
睡鳩荘 の裏側です。
次回は 旦那さんが興味を失う前に・・・
いつもと逆回りで 軽井沢タリアセン を散策せねば。![]()
さて
軽井沢タリアセン を出て駐車場に戻る前に
道路を挟んだ向かい側にある 軽井沢高原文庫 へ。
軽井沢タリアセン の入園時にセット券を購入すると
軽井沢高原文庫 も見学ができます。
軽井沢 は高原の避暑地・別荘地として 多くの作家・詩人たちに愛され
数多くの文学作品の舞台になってきました。
軽井沢高原文庫 は
そんな 軽井沢 の豊かな文学世界を体験できる施設です。
館内は写真撮影不可なので
敷地内で移築保存されている建物の写真を少々。
↑は 小説家 野上弥生子書斎 。
こちらは スミス別荘 。
スミスというのは 米国聖公会宣教師だった人物で
元々この建物は彼の別荘だったそうです。
のちに スミスが帰国することになったため 堀辰雄 が買い取り
初夏から秋にかけてを過ごしたそうです。
スミス別荘 は中に入ることができました。
中は写真撮影がオッケーなのかわからなかったので撮ってませんが
切手と蝶の企画展開催中でした。
ウッドデッキから。![]()
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この山荘には 堀辰雄 を慕った若い文学青年たちが
大勢出入りしたのだそうですよ。










