関東甲信地方に梅雨入りの発表があった日
清里・小淵沢方面に1泊旅行に行って来ました。
小淵沢 にこんな美術館があったなんて・・・
今回の旅行の計画をしている時に初めて知りました。
中村キース・へリング美術館
マジか。
キース・へリング のコレクションを専門に展示する美術館が
日本にあったとは。
こちらの美術館は キース・へリング のコレクションのみを展示する
世界初のプライベート美術館なんですって。
建物の外観もオシャレでしたが
館内もなかなかどうして。
ここはクラブか?ライブハウスか???って思っちゃうような
オシャレな造りになっていました。
エントランスのすぐ傍に展示されていた YAMAHA250K 。
白いパーツにマーカーで絵が描かれています。
さて
まずは受付で入館料を支払い 注意事項の説明を聞きます。
こちらの美術館は
スマートフォン以外のカメラと機材の持ち込みが禁止 されています。
スマホであれば 写真撮影はオッケー。
とは言え 鑑賞目的以外の過剰な撮影はNGです。
また 飲食物・ペン・リュックサック・大型荷物 の持ち込みも禁止 。
私はミラーレスカメラをリュックサックに入れて持っていました。
でもご安心を。
ちゃんと100円で使えるコインロッカーがあります。
100円は使用後に戻って来ます。
荷物をロッカーに預けたら いざ見学開始。
通路もね いちいちオシャレなんですよねー。
こちらの美術館は
東京芸術大学の教授も務める 建築家の 北川原 温 氏が手掛けたそう。
「闇から希望へ」というテーマで
80年代の混沌とした大都市ニューヨークで生まれた
キース・へリング のアートが放つメッセージを体感できるように
空間を設計したのだそうです。
私はアートには全く詳しくないのですが
そんな私でも キース・へリング の事は知っていました。
もしかしたら このブログを読んでくれている方の中には
キース・へリング をご存知ない方もいるかもしれません。
でも 名前を知らなくても
何処かで彼の作品は目にしたことがある可能性は大です。
こういう絵 見たことないですか?
彼の絵は 日本でもとても人気があり
ユニクロなんかでも キース・へリング の絵がデザインされた
Tシャツやトートバッグなどが販売されてますね。
キース・へリング は1990年
エイズによる合併症のため31歳という若さでこの世を去りました。
エイズと診断された彼は
エイズ撲滅を目指した様々な芸術活動を積極的に行ったそうです。
エイズと闘った彼の作品には
エイズに関する正しい知識を知り
それを広めていこうとするメッセージが込められたものが沢山あります。
↑の画像 下部に写っている眼鏡の男性。
彼が キース・へリング ですね。
写真はもっと撮ったのですが
これから訪問しようと思っている方のお楽しみをあまり奪っては申し訳ないので
ごくごく一部だけ載せています。
受付で館内の案内図と作品リストを貰えるので
家に帰ってから 撮った写真と
リストを照らし合わせながら見られるのが良かったです。
現在開催中の企画展 ハウス・オブ・フィールド展 。
テレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で
衣裳デザイナー兼スタイリストとして
アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート
エミー賞衣装賞を受賞など 現在も精力的に活躍する
パトリシア・フィールド が半世紀をかけて蒐集したアートコレクションを紹介しています。
興味深く鑑賞できました。
訪問出来て良かったです。
旦那さんも キース・へリング が昔から好きだったらしく
この日のスケジュールを訊かれたときに
キース・へリング美術館 に行くよ と伝えたら
え!? 美術館が小淵沢にあるの??? と まずびっくりして
鑑賞中も楽しそうで 大満足だったご様子。
展示作品の入れ替えがされたら
ぜひまた訪問してみたいです。