今年初の旅行は 伊豆 に行って来ました。
ろう人形美術館 が想定外に休館日だったため
気を取り直して
伊豆高原アンティークジュエリーミュージアム
にやって来ました。![]()
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おそらくご夫婦じゃないかと思われますが
館長さんと副館長さんがお出迎えしてくださいました。
こちらのミュージアムにぴったりな
とってもお上品で穏やかそうな素敵なお2人でした。
ミュージアムは1階と2階に展示室があります。
我が家が訪問した時は他に来館者がいなかったので
1階部分は館長さんが色々と説明をしてくださいました。
↑のネックレスと指輪は館長さんが製作した1点ものなんですって。
指輪が特徴的なデザインで
真珠の部分が手の甲側になるように指にはめると
指が長く美しく見える効果があるそう。
アクリルケースが反射しちゃって綺麗に写真が撮れなかったのですが
こちらのネックレスとピアスは
アンティークジュエリー専門誌の表紙にもなったようです。
金線細工にピンクトパーズとエメラルドが使われています。
1830年頃の作品だそうで
この時代のもので
このように完璧な状態で現存しているものは極めて少なく
とっても貴重な品らしいです。
元英国王ジョージ5世が所有していたシガレットケース。
よく見えませんが中央にヨーク家の家紋である
白薔薇の飾りが施されています。
ミュージアムには アンティークジュエリー だけじゃなく
アンティークドレス も展示されていて
これもまた素敵でゴザイマシタ。
これらのドレスはミシンが無い時代のものだそう。
レースなども全て人の手で編まれたものなんでしょうかね。![]()
展示されているドレスには触れられませんが
ミュージアムでは アンティーク調のドレスを着て
記念撮影ができちゃったりもしますよ。(有料)
所々にマイセンも鎮座。
こちらは 象牙 のブローチ。
びっくりするほど繊細なデザインです。
鹿の脚とか よく折れずに完成させることができましたね!
って感動レベルの細さです。
現在は 象牙 の取引はワシントン条約や国内法で規制があるので
このようなものは今後益々貴重になっていくんでしょうね。
米国ティファニー社が1870年頃に製作したペンダントだそう。
中の絵は七宝のように金にガラス物質を焼きつけて
何回も焼いて作りあげているんですって。
エマイユ の香水瓶。
エマイユ というのは 所謂 エナメル のことらしいです。
カメオ というと シェルカメオ がメジャーらしいのですが
↑は 溶岩の化石でできているそうです。
↑は シェルカメオ 。
色が違うのは 着色しているわけではなくて
貝の層の色の違いを活かしているんだそうです。
上の アメジストのカメオ は2年ほど前に
なんでも鑑定団 に登場したそうですよ。
伊豆高原アンティークジュエリーミュージアム に展示されている作品は
とても貴重なものが多いので
色んなメディアで参考資料として紹介されたりしているようです。
どれも ゴージャス過ぎて 欲しい!!! という気持ちは
もはや湧いてきませんね。![]()
良い目の保養になりました。![]()














