先日 上野動物園 に行った日に
国立科学博物館 も見学してきました。
ちょうどお昼時だったのですが
上野公園 内のカフェにでも入ろうと覗いてみるとすごい混雑。
すぐには入れそうになかったので
先に国立科学博物館 を見学することにしたのですが
今まで気づかなかったけど
館内にカフェがあったんですね!
壁のくじら模様が可愛い くじらカフェ 。
ここは空いていたので
見学前に腹ごしらえすることにしました。
私はカルボナーラ。
旦那さんはカレーをいただきました。
紙ナプキンに SEIYOUKEN の文字がプリントしてあったので
おや???と思ったのですが
こちらの くじらカフェ は
上野精養軒 が監修したカフェだったようです。
国立科学博物館 にはすごく沢山の展示があるので
ブログに書くとなると 何を特記すべきか・・・。
よくわからなくなりますね。
国立科学博物館 は 日本館 と 地球館 から成り
日本館 は展示だけでなく
その建物自体も見どころのひとつ。
1931年竣工 ルネサンス様式の 日本館 は
2008年に重要文化財に指定されました。
建物中央のホールは上を見上げれば
ステンドグラスの窓から光が差し込む吹き抜けのドーム。
階段の踊り場の壁にもステンドグラス。
ステンドグラスはもちろん
その周りの白壁のレリーフも なんと美しい。
気になる展示はいっぱいありましたが
江戸時代の天球儀・地球儀 は興味深くてじっくり見学。
↑は1695年製の紙張子製地球儀。
展示してあるのはレプリカのようですが
実物は重要文化財です。
日本において自ら観測を行い 暦理を理解し
さらに新暦法を開発した最初の天文暦学者である
渋川春海作と考えられているようです。
樹齢1450年の 屋久杉 。
屋久杉 って「標高600m〜1600mにある杉の木であること」
「人工的に植樹されたものでなく
屋久島の自生林として自然に成長した杉の木であること」
「樹齢が1000年を超える杉の木であること」
そんな定義があることを私は知らなかったです。
日本国内だけでなく海外でも知名度が高い
忠犬ハチ公 の剥製。
剥製と言えば 地球館 の3階には
かなりの数の剥製が展示してあります。
こちらにある剥製の大半は
ハワイの実業家 故ワトソンT・ヨシモト氏(1909~2004)から寄贈された
「ヨシモトコレクション」の一部なんだそうです。
ヨシモト氏は 最初そのコレクションを
ハワイのビショップミュージアムに寄贈したそうです。
でも そこでは「ヨシモトコレクション」はそれほど重要に扱われなかったため
彼は自己財産で寄贈したコレクションを全て買い戻したんだとか。
そして自らハワイに博物館を設立し
来館者の案内などもしていたそうです。
1997年にハワイでの展示を終了し
日本の 国立科学博物館 に寄贈することになったようです。
見学の後は屋上のハーブガーデンでひと休み。
ベンチも沢山設置されているし ドリンクの自販機もあります。
ここは人もそんなにいないので
スカイツリーでも眺めながら のんびりするのにピッタリです。
大好きな花 ミモザ が咲いていました。
前日に 蔵前神社 の ミモザ が見頃だというニュースを見て
他に都内で ミモザ が見られるスポットはないかな?
と 検索したばかりでした。
ここにもあったとは。
まだ小さな木でしたが
思いがけず出会えて嬉しかったです。