2022年10月に行った
京都旅行記 を綴っています。
京都旅行3日目
京都御所 を後にし 次にやって来たのは 龍安寺 。
ウチの旦那さんは 龍安寺 が大好きで
京都旅行 に行けば必ず訪問しています。
山門をくぐった先には沢山の紅葉が植えられていて
赤く色づく時期はとっても綺麗なようですが
我が家はまだその時期に訪問したことはありません。
青紅葉も綺麗ですけどね。
少ーし色付き始めてはいましたが
10月中旬は まだまだ青紅葉の方が勢力があるようです。
鏡容池 の上に覆いかぶさってる紅葉は
ほんのりグラデーションがかかってました。
今は 龍安寺 と言えば 石庭 が有名ですが
昔は 石庭 よりも この 鏡容池 の方が有名で オシドリの名所だったのだそう。
↑にはアヒルみたいな鳥が3羽休んでいます。
鏡容池 の水面を覆うのはスイレンの葉。
鏡容池 は京都屈指のスイレンの名所でもあるそうです。
スイレンの見頃の時期にも まだ訪問したことが無いです。
紅葉はまだ早かったけど ススキや萩の花で秋を感じられました。
石段の上に建つのは 庫裡 。
こちらで拝観料を納め 石庭 へ。
それなりに人がいたので
人様を入れずに写真を撮ることができなかったです。
こちらの 石庭 には15個の石を
東から5・2・3・2・3と配置しているそうです。
でも その15個の石全てを一度に見ることができない設計になっています。
(実は見える場所があるらしいのですが。)
15という数字は東洋学では「完全」を表し
その「完全さ」が見えないことで「不完全」に気づかせる
禅の教えを象徴している・・・説などがあるようですが
確かな資料がない謎多き庭なのであります。
東から順に・・・
5個の石。
2個の石。
3個・2個・3個・・・?
1番西(右端)の石組には3個あるはずなんですが2個にしか見えません。
大きな石の裏に小さい石があるらしいです。
3回に分けて見ても15個見えなかった。
方丈 の襖絵もお見逃しなく。
こちら↑の雲龍図を描いたのは
第79代 内閣総理大臣・細川 護熙 氏なんだそうですよ。
このような才能もお持ちだったとは。
令和5年3月31日までの特別公開とのこと。
茶室の前にある手水鉢は「知足の蹲踞(つくばい)」と呼ばれています。
徳川光圀(水戸黄門)の寄進と言われているそうです。
本物は非公開の茶室「蔵六庵」に置かれてあるらしく
一般公開されている↑は精巧に作られたレプリカなのだとか。
この 蹲踞 の四方に文字が書かれています。
中央の水穴を「口」の字として共用し
「吾唯足知(われ ただたるを 知る)」と読むことができます。
満足を知っている人は 例え貧しくても幸せである という意味で
人間の欲を戒める言葉だそうです。
さて
次回は 龍安寺 の中でも 特に旦那さんがお気に入りのスポットへ参ります。